2006年5月2日

ある晴れた日曜日、僕らは笑った

日曜日の春の、大きな公園は
転がるボールを追いかけるだけでも、
若葉がくすくす笑い出すようだった。

どろんこ少年のザリガニだらけの小さな水槽、
初めて見つめる目もザリガニとおんなじくらいニョキッとしてた。

レンゲのお花畑は少女を一人増やし、
人気の古民家の回らぬ独楽が昭和の少年をムキにさせてた。

次の日、レンゲの花飾りに失敗した少女が
母親に戻り寝込んだ以外は、
ラハイナの夕陽にも勝る一日の暮れ方だった。

投稿者 Papan : 00:27 | 子育て