2006年5月9日

馬とナマケモノ、加えてコビトカバ

連休も終盤となった土曜日、僕らは上野へ向かった。

目的は、パンダでも象でもなく、
ナマケモノと馬だった。

10年以上ぶりにも関わらず、たぶん違うヤツだろうけど、
パンダは相変わらず背を向けて寝ていた。

それでも“場”を汲むタイプの上の子は、
おみやげにパンダのマスコットを選んだ。

明らかに、ここの名物はパンダだということを悟っていたと思う。

でもやっぱり笑顔はナマケモノのオリの前で
達成感とともに溢れ出ていたし、
下の子も小さな馬の前でこの日一番の元気を出していた。

そこがどんな意図を持っているかなんて関係ない。
こどもたちが決めるものだから。

いや、こどもだけじゃなく、みんな。

受け手は氾濫する情報に画一化されやすいし、
ビジネスなどでは送り手が陥りやすい。

この日は大人にとっても、上野の主役は
なんたってコビトカバだったんだ。

投稿者 Papan : 00:28 | 子育て