2006年6月18日

Born to Run

昨日のNHK・BS1のBruce Springsteenの
ロンドン、ハマースミス・オデオンでのライブ、よかった。

刹那的な情景が残っていたのが「Born to Run」までだと思っているけど、
(表面的には「River」までだが、どこか社会性臭さが匂ってくる)
説教臭くない青年Bruceは、このときのE Street Bandのサウンドを支配していた
クラレンス・クレモンズのサックスと、
ロイ・ビタンのピアノだけでも十分楽しめるRock and Roll Musicに、
吟遊詩人として、ヴォーカリストとして、
過不足ない絶妙なブレンドでジャイブしている。
バンドをやるってことがこんなに楽しいことなんだって、
会場にいた誰もが思っちゃうんじゃないかな。

できればUSのツアーが見たかったけど、
蒸し暑い夜に、ビール片手に見たら人生が何とかなるさ、って思える奇跡、
そんな気がした。

投稿者 Papan : 19:53 | 音楽