2006年10月7日
レモンの日
今日(正確に言うと、もう昨日)は
高村光太郎の妻・智恵子の命日
その日を詠ったのがこの詩。。。
「レモン哀歌」智恵子抄より
そんなにもあなたはレモンを待つてゐた
かなしく白いあかるい死の床で
私の手からとつた一つのレモンを
あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ
トパアズいろの香気が立つ
その数滴の天のものなるレモンの汁は
ぱつとあなたの意識を正常にした
あなたの青く澄んだ眼がかすかに笑ふ
わたしの手を握るあなたの力の健康さよ
あなたの咽喉に嵐はあるが
かういふ命の瀬戸ぎはに
智恵子はもとの智恵子となり
生涯の愛を一瞬にかたむけた
それからひと時
昔山巓(さんてん)でしたやうな深呼吸を一つして
あなたの機関ははそれなり止まつた
写真の前に挿した桜の花かげに
すずしく光つレモンを今日も置かう
。。。邦画の監督さん。
今映画にするなら智恵子抄ですよ絶対。
このシーンを誰よりも美しく、はかなく、
言葉少なく雄弁に描ける人じゃなきゃ絶対ダメですけど。
投稿者 Papan : 01:06 | 日常 | - | -
2006年9月25日
奥州平泉 中尊寺
随分更新を怠っちゃいました。。
お彼岸にお墓参りに行った。
前から聞いていたけど、直近になってやっぱり驚く。
ウチのお墓のある下町のお寺の住職が、
なんとあの奥州平泉の中尊寺、そう金色堂があり、
奥州藤原氏の菩提寺であり、数々の歴史にも名を残した
あの中尊寺の貫主になる!!
やあ、大変だ。
だって歴代の貫主はそれなりの著名人、
金色堂以外にも東の国を代表する文化遺産に、
伝統ある能、多くの僧侶を守ってゆくのだから。
話している間にも緊張感が感じられた。
いかに宗派の要職は経てきたといえども、
下町の、家族で営んでいるお寺の住職から
多くの国宝を抱えるお寺の貫主になるんだから。
ちなみに天台宗では、数ある著名な寺の中で、
長野の善光寺と中尊寺が、こういう大抜擢があるお寺だそうだ。
ご住職、かわいいお孫さんや
まだ遊んでた頃の面影が残る若住職を残して
ご心配でしょうが頑張って下さい。
そして。。。遊びに行きますからね(^o^)
いろいろ見せて下さい!
投稿者 Papan : 23:49 | 日常 | - | -
2006年6月6日
見上げる坂道を、影は深く降りてくる
坂の下に立つと時々立ちすくむ。
あの日はメロンを抱え、坂を上った。
帰りは空虚な無力さに押し出されるように坂を下った。
同じ坂に偶然通りかかって、
18年ぶりに通りかかって、
鈍色の太陽に励まされた。
坂の上の病院は今はもうないし、
坂の上から企業城下町を形作っていた会社もない。
坂を賑わしていた関連企業はこぞって後を追い、
坂の上には見慣れない高層マンションが
時代を逆回しにしたような違和感でそびえ立っていた。
あのとき絶望にもあきらめきれなかった僕は、
ちょっとしたことであきらめの言葉を漏らすようになったけど、
あなたの足元にも及ばない僕は「成長すること」を
まだあきらめきれない。
投稿者 Papan : 00:40 | 日常 | - | -
2006年3月1日
谷内六郎
昭和の時代、週刊新潮の表紙を描き続けていた谷内六郎さんの絵が大好き。
文庫本の画集を何かあるたびに、季節が変わるたびに眺めていた。
子供の頃の情景が、まぶたではなく、胸の、
左胸の鎖骨の下あたりに残像が残る世界が彼の絵には描かれている。
横浜そごうで開催されていた展覧会は、残念ながら先週で終わってしまったが、
あんまりデパートの美術館で見たくないな、って気持ちもあるのでよいことにしよう。
だって、デパートでこどもを連れて絵を見ているところを、
彼が生きていたら、また彼の絵世界の中に描かれてしまいそうだから。
むしろ夕方、風のある日に、ちょっとした空き地で
彼の絵を直接見ることなく、まぶたの奥に再生して楽しみたい。
投稿者 Papan : 22:43 | 日常 | - | -
2006年2月26日
袖触れ合うも他生の縁
ちょっと題名の意味とはずれるが、
そんな縁から知り合った友人の
結婚披露パーティーに出席した。
知人(この知人=先輩も、知り合ったばかりだった)を介して、とあるパーティーで知り合い、なんと一度も再会することなく、昨日披露パーティーに出席した。
結論からいうと、とてもいいパーティーで、
彼の人柄も分かり、これからずっと付き合えそうな予感を土産に
帰途につくことができた。
最初がこんな感じの友人関係があってもいい、そんな始まりだ。
彼ら自身は「ウルトラマン・ネクサス」の縁?で知り合ったということで、
当日は会場に円谷プロから“本物”のネクサスが登場、
寝てしまったために出席の予定から、
結局パーティーの終了時に駆けつけたうちのこどもたちも、
記念撮影までさせてもらい、大満足。
僕自身も、目が光っている!今時のウルトラマンの格好良さ(僕の時代は、遊園地のイベントに来たウルトラマンの格好悪さに子供心ながら失望したものだった。。)に、感心してしまった。
僕らのために何分も待ってくれた彼や円谷プロのスタッフの心遣いも、正義の味方にふさわしいものだったように思えた。アリガトウ。。。
最後に、彼にも贈ったけど、
英国の名宰相ウィンストン・チャーチルが
結婚当日の妻について記した日記のフレーズを
結婚仕立ての新婚さん、これから結婚する多くのカップルにも贈ろうかな。
「1908年9月(←みんなの結婚記念月を入れてね)、
私の結婚した日、つまり、“その後(ふたりは)末長く幸せに暮らしました”という日付だ」
第2次世界大戦を勝利に導いた、
皮肉屋で闘争心溢れるチャーチルの優しい側面の垣間見える言葉。
男性はチャーチルのように、外では強く、家では優しくなってね。
投稿者 Papan : 16:02 | 日常 | - | -
2006年2月18日
東大
昨日、22年ぶりに2度目の東大(本郷)訪問をしてきた。
ちょっとした打ち合わせだったのだけど、向こうはもちろん、
こっちも僕以外は東大。妙な気分。
就職活動のときにもこんなことがあったっけ。
某広告代理店の面接。正確に言うと面接と面接の間に非公式な場があって、その時のこと。
呼ばれて出向くと向こうの役員と学生が4、5人づつ(正確には忘れました)。
なんか雑談のような集団面接。自己紹介からものの10分ほどで、
横に座っている学生はもとより、面接の相手もみんな東大だと気づく。なんじゃこりゃ。
やけに腰の低い人事部長だけが僕と同じ大学。
何か無理やり紛れ込まされた感じで、東大今昔話について行けずに帰ったっけ。
ま、歳をとると多少は気にならなくなるもので、
学内をさっと見学して帰ったんだけど、すごい施設だね。
さすがにおのぼりさん風なので写真は撮ってこなかった。
もうすぐ2次試験なのかな。
しばらくすると本郷は期間限定の恒例桜テイストのキットカット広告でピンクに染まるそうだ。
投稿者 Papan : 23:53 | 日常 | - | -
2006年2月12日
横浜中華街
昨日は久々のお食事会。
場所は横浜中華街、選んだお店は「珠江飯店」。
昔は仕事柄、接待何ぞで中華街もよく利用したけど、自分ではなかなか足を運ぶことも少なくなっていたので、ちょっと新鮮な気分。
お店は以前何度か利用した「菜香新館」のグループ店。初めての店なので、味も雰囲気も分からず。
人数が多かったので、個室にてコース料理を頼む。
料理は全体に(中華街にしては)さっぱりした感じで、上品な広東料理という感じ。素材は上々。ただ、一、二品、味が中華とは別の次元できつめだったのが残念。
特に美味しかったのは「あんかけ五目チャーハン」。たっぷり料理を楽しんだ後のチャーハンがぼそぼそだと、お腹が膨れていることもあり、あまり箸が進まないけど、今回はすんなりお腹へ。しっとりしたあんかけチャーハンというのはいいかも。
ちょとしたトラブルもあったけど、お店のリカバリーもちゃんとしていて、サービスは中華街らしからぬホスピタリティが。あの客を客とも思わない中華風接客が好きな人には物足りないかもしれないけど、接待や来客招待にはいいはず。
なおこの店は、上海蟹がいいそうなので、もう少し早い季節に行くのもいいかも。
季節といえば、中華街は今日までが春節。最終日一日前の昨日は「獅子舞やぐら演技」が夕刻に行なわれた。飾りつけされた鉄柱(椿)の上を、二人の若者が獅子となって息をあわせ、飛び移りながら舞う。
遠からじ春の訪れを懐かしい中華街で感じながら、帰途についた。
(今日はまた寒かったけど。。。)
投稿者 Papan : 16:46 | 日常 | - | -
2006年2月5日
ピックウイックアームズ・ホテルと香り
部屋で最近、お茶香焚いているんだけど、どうも貧乏性なのか最後は焦げてしまう。
結果、子供たちが臭いというので、今度はポプリにしようかな。
昔からポプリが実は好きだったりする。
1988年にNYで一週間滞在したホテルの部屋の窓辺や床にポプリが撒かれていた。
窓辺のオイルヒーターで香りが漂い、刺すようなNYの寒気とぴったりだった。
ピックウイックアームズという小さなホテル。
でも、ビートルズもはじめてのNYで泊まったホテルなんだ。
まだあるのかな。
投稿者 Papan : 00:32 | 日常 | - | -
2006年2月2日
confusion
ホリエモンへの関心よりも、自分のことで混乱しているので、「ホリエモン考察その3」はしばらく延期。
ホリエモンやら、知人の心配事やら、諸々で浮ついていたら自分がこの半月の間、何もやっていないことに気づいた。やべえ。
散らばったことを何から手をつけたらいいのか。この数日、何かやらなきゃいけないことは分かっていても、混乱だけで過ぎてしまった。
ビジネスは泥臭いもの、格好悪いもの。すぱっときれいにはいかない。成功談はきれいにまとまるけど、それは後日談で語った時にきれいになるのであって、なるかならないかの時はきれいには勝てないのを自分が良く知っているはず。20代の時に学んだことをすっかり忘れていた。
焦りにはどうすればいいか。ゆっくり思い出そう。今あるチャンスが逃げていったとしても、自分で切り開こう。
今度は自分に言い聞かせるために、次の言葉を。
海のほか何も見えないときに、
陸地がないと考えるのは、
決して優れた探険家ではない
/F.ベーコン
投稿者 Papan : 22:26 | 日常 | - | -
2006年1月19日
携帯
今、なんとなくこれからの仕事が動き始めるかもしれない感じなんだけど、
なんか“携帯、携帯”という方向へぷかぷか浮いて流されている感じ。
来月には3(+1?)キャリアの携帯をかばんに持ち歩きながら、電車の中で女子高生やサラリーマンの携帯を覗き込んで、変な人だと嫌われてるかも。
昔、そういえば記者をやっていたころ、“夜回り”をしていて通報されたことがあったっけ。
あの頃は汚職の情報に、議員宅のゴミ袋あさったり(その当時は取材手法として当たり前だったけど、今だったらストーカー防止法か個人情報保護法違反!)、たいへんだったなあ。
その後、番組の企画をやってた頃は、109PART2の上のマクドナルドで女子高生の会話に耳をそばだててやはり変な人だったこともあった。。。
なんて、昔話はともかく、携帯のこともっとよく知らなきゃ。
えっ、音楽に専念したんじゃないのって?
そうしたいのはやまやまだけど、今でも時々買ってくれる人がいるだけで満足です。
そういえば発売からもうすぐ一年か。。。
次出せるようにがんばろうっと。
投稿者 Papan : 23:41 | 日常 | - | -
2006年1月16日
ノロウィルス再続報
WEB上で見たある研究によると、ノロウィルスのかかりやすさや感染被害の度合いは個人差があるらしく、血液型もそのひとつらしい。
もっともかかりやすく重症化しやすいのがO型だそうだが、うちはO型のカミさんだけがきっちり二日で復活し、そのほかの連中はうだうだと引きずっている。
全然当たってないじゃない!占いじゃないんだから!
P.S.
冬の下水には1リットルあたり平均550のノロウィルスが存在しているそう。
根拠ないけど、都会のほうがぐっと多そうだから、近海の二枚貝なんかはけっこう汚染されてそう。でもそれにしちゃ潮干狩りのシーズンにこの病気はやらないのはなぜだろう?
投稿者 Papan : 11:23 | 日常 | - | -
2006年1月15日
ノロウィルス続き
いやあ、やっぱりうつっちゃいましたノロウィルス。
昨日は高熱が、今日も胃が。。。
書類仕上げなきゃいけないのに、苦しい。。。
みなさん気をつけてね。
家族揃ってノロウィルス。なんてゴメンだよね。
投稿者 Papan : 19:15 | 日常 | - | -
2006年1月9日
22years after
恒例の高校の同級生との集いに参加、先程帰ってきた。
5〜8人ぐらいの集まりなんだけど、あの頃のままの気の置けなさが、会った瞬間からすんなりとけ込めていい感じ。
記憶力抜群のヤツが引っ張って毎年同じ昔を振り返り、昔演ったハードロック(ほぼ軽音のメンバーの集まりなので)をカラオケで歌ったり、とてもオヤジっぽいけど、開き直って“オヤジ”にどっぷり浸かるのもまた快適。
他の同窓会では味わえない、遠慮のなさが時間を止めてくるんだ。
さあ、明日からまた先へ進もうっと。
投稿者 Papan : 01:03 | 日常 | - | -
2006年1月5日
“機”が僕の頬をかすめた
昨日お会いした方のお話(&写真)が、今日の朝日新聞の夕刊に掲載されていた。
昨年末に偶然出会って、昨日お話の機会を頂戴した。どうなるか分からないが、これからの大きな決断に関わる出会いになるかもしれない。僕自身は彼の人間性や経営者としての姿勢に随分感銘を受けた。
昨日の話題の中でも、着目しているあることが世代の違う二人の間でシンクロしていたが、紙上でもそのことについて触れられていた。まるで図ったかのように。
人の出会いの妙。
昨年出会ったある素敵な方を中心にした会で、ある大先輩に出会い、その方に誘われたパーティーでこの方と出会った。(“あの”だの“その”“この”だの分かりにくくてゴメンナサイ、、、)
そして紙上で見る限り、別の知人に繋がってゆく。(世間は狭いとも感じる。)
人の縁で多くのことが動いてゆくんだってことを再確認。
変わることを恐れてはいけないけど、(いつの世にも)変わらないことを忘れてはいけない。
“機”は天の利、地の利、人の利が制する。
僕自身の先はまだ分からないけど、少なくとも“機”が寒風とともに僕の顔をかすめている。
投稿者 Papan : 20:14 | 日常 | - | -
2006年1月3日
新しい予定
近々、新しいビジネスに先立って(ビジネスとは別だけど)別ブログを開設する予定。
テーマを決めて、ほぼ毎日更新。
ビジネス色が強くなる予定だけど、ここはそのまま。僕にとっての聖域だからアフェリエイトもなし、話題もほぼプライベートなまま。早く次のCDについて書けるといいけどね。
投稿者 Papan : 18:28 | 日常 | - | -
2006年1月1日
明けましておめでとうございます
I wish this year will be the happiest and best for all of you.
投稿者 Papan : 23:27 | 日常 | - | -
2005年12月30日
年の瀬
結局、今回も年賀状がギリギリまでかかってしまった。
プリンターの調子が悪くって右往左往、野暮用も多く、ビジネスの話は三が日が明けたらすぐやらにゃいけないし、仕事場はまだ未完成。やることが遅いね、まったく。
来年は「電光石火」を目標に。
投稿者 Papan : 20:46 | 日常 | - | -
2005年12月28日
年賀状
今年はかなりの手抜き年賀状。ただの親バカ。
98年からの3Dシリーズ、こどもが生まれてからの「写真命」シリーズと、親しい人たちからは好評を得ていた徹夜続きの労作から、今年は記念写真の流用に。
貰った人は困っちゃうかもしれないけど、来年頑張ります。
(ビジネスバージョンは違うものにしますが。。。)
投稿者 Papan : 13:23 | 日常 | - | -
2005年12月26日
The day after Christmas
クリスマスの朝、図ったかのように二人のこどもが同時に起きる。
2階にある寝室から階下の居間に降りると、食卓の自分たちの席にそれぞれ大きな包みと最新の自転車が。大興奮はクリスマスの朝も続き、昼間は自転車の練習で大騒ぎ。
同時に送られたディズニープリンセスのドレスで舞踏会に撮影会。
でもクリスマスの夜もふけると、新しいおもちゃの登場に目を覆いたくなるような居間の光景と、今年もあと一週間もないという現実が。
淡々と夜中に部屋を片付けるママ。年賀状の写真の加工に頭を悩ませるパパ。
かすかな記憶に残る、最高のフランス料理にきらびやかなプレゼントの聖夜。
どっちが良かったかって?もちろん今。
でもいつか、カミさんと二人で静かなレストランで食事をして、迷いに迷って買ったプレゼントを渡す、そんなクリスマスも迎えたいな。
投稿者 Papan : 21:25 | 日常 | - | -
2005年12月24日
Merry Christmas !
とても澄んだ空気の今夜、家の中はとても暖かい空気で満たされた。
手作りのご馳走を前に興奮気味のこどもたち。
クリスマスの音楽に自然に踊り出す。
ちょっと背伸びしたシャンメリーで何度も乾杯。
手作りのケーキの前に、サンタの仮装(町内の保育会のものをウチで保管してたので、一瞬拝借)でお菓子を渡すと、下の子はビックリ。パパだと分からず。
仕上げは寝付く頃にベランダで鈴の音。あとはプレゼントを置いておしまい。
ビング・クロスビーよりルイ・アームストロング。I'ts a woderful world !
みんなの元にも雪のような幸せが降り注ぐように。
心を込めてMerry Christmas !
投稿者 Papan : 22:45 | 日常 | - | -
2005年12月23日
クリスマスパーティー
昨晩、とある元経営者を囲む会のクリスマスパーティーに参加した。
今月の初めに出会ったデザイナーの方との繋がりが繋がりを生んで参加。
またいろんな方と出会った。
楽しいね、自分の世界がギシギシ広がってゆくのって。
うん、ギシギシいいながら広がってゆく。何かオープンなイメージじゃなくて、固めの境界=外郭の壁がところどころいびつになりながら広がってゆくよう。
自分の世界って、ビックバンの後の宇宙みたいだと思ってたけど、違うみたい。人と出会ったり、名刺が増えたりするのではなく、価値観や仲間意識、帰属意識が押し広げられる感じ。
正月明け早々に、昨日広がった繋がりに広がりが。さて、何が生まれるか。
投稿者 Papan : 19:31 | 日常 | - | -
2005年12月19日
竹とんぼ
今日、町内会の餅つきに行った。
餅つきに豚汁がメインだったけど、会場の神社には老人会の人たちが中心になって、しめ縄や竹とんぼの体験工作が行なわれていて、小学生や親子連れでにぎわっていた。カミさんはしめ縄、僕は上の子と竹とんぼ作りに参加した。
竹とんぼ作りの方は上手くいかなかったけど、老人会の方々の生き生きした顔に、こちらまで元気をもらった。本来手作りのものだったしめ縄や竹とんぼ作りを器用にこなすおじいさんたち、どうしてまだまだ役目は終わってません。
しめ縄に使った町内のワラも自給自足だが、田んぼを持っている家がすでに一件のみということで、消え行く日本の風景を子供に見せられただけでも良かったかな。
国に誇りを持つなら、技も機智もない外交の意地の張り合いより、身近な日本の見直しじゃないですかねえ。ねえ、リタイア世代との連携を渋々受け入れた前原さん。
投稿者 Papan : 01:06 | 日常 | - | -
2005年12月18日
LAN工事
当面、オフィス代わりとして使う予定の部屋にLANコンセントを設置した。
元々、以前LANケーブルを業者に2階から居間に通してもらった時に、この部屋の壁にLANケーブルが通っていたんだけど、そいつを引っ張り出して切断し、二つのLANコンセントに繋いだ。
ルーターから来ているコンセントからHUBへ繋いで、この部屋のPCやLAN接続のハードディスク、元々繋がっていた居間のコンセントへ分配した。
素人作業で不安だったけど、LANケーブルを自作するより全然簡単で、接続結果もバッチリだった。
やってみるものだね。
投稿者 Papan : 00:29 | 日常 | - | -
2005年12月15日
100円ショップ
最近下流社会だの、何だの騒ぎ立てるけど、
コストに以上に敏感になった今、100円ショップはそれ抜きにしても結構楽しい。
結構若い子も含め、楽しそうに買い物しているし、おもちゃ箱をひっくり返したような、現代のモノの駄菓子屋のようなその店内は、徘徊している大人たちの子供に戻ったような目で、余計華やいでいる。
下流だの、悲壮感だの全然ない。
やっぱり感じなきゃ分からないことってたくさんあるね。
肌感覚を感じること。これが最初の目標。
明日は僕のインディペンデンスデイ。
投稿者 Papan : 22:14 | 日常 | - | -
2005年12月14日
退職
いよいよ明日会社を退職。
当分はフリーランス(失業者とも言う)。
早いところ思い描いていることを立ち上げなければ。
環境はだいぶ出来てきたので、次は頭をフル回転させなきゃ。
今まで使わなかった脳の領域も稼働してもらうよ。
長い時間全力で頭を使うって、生まれて初めてかもしれない。
でもヘッドマージンは実は数パーセントだったりして。
「一生懸命」ここからスタート。
思い出深い日にするのか、思い出したくない日にするのか、
それは僕次第。
投稿者 Papan : 18:40 | 日常 | - | -
2005年12月13日
Monthly 風邪
今年はえらく風邪をひきまくってる。
1ヶ月に一度のペースでこじらせてるかな。
みんなも鳥インフルエンザだけじゃなくて、普通の風邪にも注意しよう。
やっぱりただの風邪でも辛いもんね。
and
こどもの風邪は見てるだけでも辛い。。。
投稿者 Papan : 10:01 | 日常 | - | -
2005年12月11日
パーティー
昨日、とあるパーティーに参加した。
最近落ち着いた会合が多かったので、ちょっと戸惑ったかな。
結局始発帰りという、なんともオジさんにはこたえる展開だったけど、これも自分を確認するにはいいのかもね。
来週の英会話教室のX'masパーティーどうしようかなあ。
投稿者 Papan : 17:23 | 日常 | - | -
2005年12月10日
名刺
今日、ちょとした会合に参加するために、即席の名刺を作った。
所属や肩書きがない名刺。いやあ、不安です!宙ぶらりんです。
一年前、仕事で団塊の世代の調査をしていたとき、リタイアした男性のほとんどが名刺のない自分を恥と思い、様々な会合に出ても過去の仕事の大きさを自慢したり、出身の会社の大きさやステイタスで人を判断したり、以前の役職にそぐわない扱いを受けて憤ったり。
様々な集いに参加し、付き合いやシニアライフの活動の幅を広げていける女性に比べ、男って本当にダメな生き物。
そう思ってたけど、自分も半分足を突っ込んでいたね。
こりゃ、人のこと言えないよ。
でも、もしかしたら僕らと同世代の女性は、今の男性シニアと同じような反応を将来示すかもしれない。これだけ仕事を持つ女性が増えて、仕事の中にしか自分の位置を確認できない女性もしばし見かけるけど、彼女たちも同じ反応を示す気がするなあ。
団塊より上の会社への継続就業率は極端に低いから、まったく歩んできた人生が違うはず。まして、今多くの女性が子供をつくらず、結婚すらおぼつかないご時世(これらは男性も一緒だけど)、どうなるんだろう。
一枚の名刺に思いを馳せる。
投稿者 Papan : 13:00 | 日常 | - | -
2005年12月10日
1500円
今日ホームセンターに、仕事場にする部屋で必要なものを買い出しに行った。
今までだったら、デザインや品質にこだわって揃えていたものを、いざ現実に会社を離れて本気でやろうという時になると基準が「とにかく安いもの」に変わった。
自分の今の姿に、コスト意識というものの本質を少し垣間見たような気がした。必死に支出を抑えるって、妥協がないんだって。
今回仕事部屋にする部屋は、ほとんど倉庫状態だったので、カーテンを付けていなかったんだけど(後でトータルコーディネートしようとこだわっていた)、隣の家から丸見えなので、普通のカーテンワンセットと、ロールカーテン2つを買わなければいけなかった。
1年前に階段の小窓(それこそどうでもいいような窓)に、一つ1万円以上するロールカーテンを窓の数分買い揃えた。けど、今回は既製品でわずか1500円。
値段は10倍以上の差があるが、全然そこまでは分からない。
要はブランドだったり、利益を出すための高機能化や高付加価値だったり。
デザインも付加価値ではあるけど、使う人のセンスで変わるものでもある。
ファッションみたいなもの。「980円の西友のTシャツだよ」ってさりげなく言ってのけるモデルさんみたいな。
そこも頑張ろうっと。
投稿者 Papan : 00:36 | 日常 | - | -
2005年12月8日
出演ビデオ
最初の会社で記者をやっていた時の出演ビデオを整理した。
若い容姿も何だが、偉そうに難しい言葉で時事を語る自分の姿に「成長」って何だろうと思う。
一回り以上下の自分が妙に大人に見えると同時に、自分の辿ってきた道が行ったり戻ったりの連続だったことがうっすら見えてくる。
人生の棚卸し、そんな言葉が、ふと。
投稿者 Papan : 18:23 | 日常 | - | -
2005年12月5日
ただそれだけじゃ何も変わらない
会社を辞めて初日。
今までと同じ日々。何も変わらない。
そう、身分やスタイルを変えても何も変わらない。自分で変えなきゃ何も始まらない。
初めて失敗するより、何もせずに元の生活スタイルに戻るのが一番悲しい。
"Just do it"
ナイキのシンボルにもなった、マイケル・ジョーダンの言葉は真実を突いてる。
投稿者 Papan : 21:11 | 日常 | - | -
2005年12月4日
X'mas Party
昨日、近くの美容院のクリスマスパーティに顔を出した。
カミさんが行きつけで、CDも置いてもらっているお店で、こどもたちが遅くなるわけにいかないので、最初だけ顔を出そうということに。
そんなに広くはないんだけど、中の器具等を片付けて、ビュッフェにして、DJも入れて。手作りテイストのパーティーは寒い夜にとても暖かい雰囲気。若い女の子が多かったけど、中には年配のご夫人やウチ以外にも数人のこどもも。
帰るのが惜しくなるような、後ろ髪ひかれるようなアットホームなパーティーだった。軽快な音楽に合わせて思わず踊るウチのこどもたちが、クリスマスケーキに灯るロウソクのように残像に。
地域の付き合いも悪くないなあ、そんな12月のワンシーン。
みんなも暖かい夜が幾夜もあるように。
投稿者 Papan : 17:13 | 日常 | - | -
2005年12月3日
繋がってる?
昨日、会社への最後の出勤日だった。
けど、退社後向かったのは送別会じゃなくて、季節に一回程度開催される素敵な人たちの集い。励まされ、アドバイスも貰い、新しい人とも知り合った。
会社の鎧がなくなった分へんな損得勘定もなくなり、繋がってること自体が、いろんな個性や価値観と出会えたこと自体が、ワクワクさせてくれる。
ネットもいいけど、生身の繋がりが勇気をくれる。
投稿者 Papan : 13:21 | 日常 | - | -
2005年12月1日
感慨
明日で会社員生活が終わる。
といってもまだまだ定年じゃないし、アーティストデビューでもない。
ただ、ちょっと自分のアイデアや発想を生かしたくて、一人でトライアルするんだ。
この一年ジェットコースターのように周りの景色を見る間もなく運ばれたが、ジェットコースターと違うのはスタートとは違う所に着いたこと。ここは遊園地の外だ。道案内はどこにもない。レストランも売店もない。
ただ、大きな空と、背伸びと深呼吸をしたくなるような澄んだ空気と、ザワザワと時に気持ちよく、時に不安にもなる木立、足元には気の遠くなるような崖と谷があるだけ。
さあ、来年はひたすら山を登るような一年にしたい(じゃなくて、する!)。
投稿者 Papan : 21:03 | 日常 | - | -
2005年11月23日
疑うことで成り立つ社会
表題の件。悲しいよね。
でも、もはや疑うことなくして社会は成り立たなくなったのか。
明日はそんな社会を象徴するようなイヤなことがあるけど、信じてくれる家族や友人がいるから乗り切ろう。
そして、真っすぐな目で信頼を寄せてくれる子供たちに、人を疑うことを教えなくちゃならない。悲しい事件や悪意が、理想とは別に警告を発している。
だけど、僕らだけは何の駆け引きもなく信じてもらえる存在であり続けるよう、頑張り続けよう。HOLD MY OWN!
投稿者 Papan : 19:18 | 日常 | - | -
2005年11月18日
背水の陣
僕を守っていた肩書きや居場所が消える。
その意志を告げた時、体の力が抜けてたてなかったくらい、
戸惑いと不安も大きい。
親バカ転じてバカ親になっちゃったかな。
ひるまぬよう、たゆまぬよう、絶えまぬよう、ためらわぬよう、惜しまぬよう
頑張るしかないかな。
自己満足の言葉でゴメン。
投稿者 Papan : 01:16 | 日常 | - | -
2005年11月15日
嵐の夜に
今日、最近リスペクトしてる先輩のブログに初めておジャマして、自分との出会いに関する記述に出会った。こう見るとちょっと照れるなあ。
初めて杯を酌み交わしたのは、夏の終わりの嵐の夜で、正直「こんな日に飲まんでも。。。」と思って店に出向いたんだけど、帰る時には電車が止まるかもしれないことまで忘れてたっけ。僕よりも年上なのに、僕よりもずっと少年のように語るんだ。クールに装おうたって、ついつい引き込まれちゃうよ。
で、その後、仕事を越えていろんな話をしてる。しかし、僕は相手を認めちゃうととことん甘えちゃうんだよね。図々しさと厚かましさと、偉そうな無礼さで迷惑かけてるんだろうな、うん反省。
ちなみに僕の好きな人はカミさん以外だと、まず情の厚い人。そして思わずリスペクトしちゃうすごい人、または両方兼ね備えてる人。
かなり狭いけど、そんな人が周りにいることに感謝。
投稿者 Papan : 23:08 | 日常 | - | -
2005年11月15日
写真
子供と一緒に出かけた時に撮るスナップ写真も、
デジカメのおかげで気軽に撮れて、増える一方。
それでも一枚一枚に、子供の一瞬が、僕らの想いが詰まってる。
うん、けど、こんな小さい時のこと僕は覚えてないや。
きっとうちの子供たちも忘れちゃうんだろうな。
ただ、今3才や4才の頃の自分や妻の写真を見て思うよ。
この一枚にはきっとオヤジやオフクロ、お義母さんやお義父さんの眼差しや思い出が閉じ込められてるんだろうなって。
写真って結構すごいぜ。
投稿者 Papan : 00:22 | 日常 | - | -
2005年11月13日
脱出
何か脱出する時って、ちょっと、うん、感じる。徐々にだけど。
鈍色の空に日が射してきて、コートの襟に南風が吹く感じ。
ほんのちょっとだけど。今がそんな感じ。
春はちょっと先だけどね。
投稿者 Papan : 22:44 | 日常 | - | -
2005年11月12日
NBA1
今月からNBAも始まり、TV試聴頻度がちょっと上がった。
今年の注目はゴールデンステート・ウォーリアーズ。目まぐるしくロスターの変わるNBAにおいて、ここ数年動きの少ないチーム。でも地道に成績は上がってきてるし、アビリティーの組み合わせも悪くない。でもNHKの放送はないんだよねえ、滅多に。プレイオフで見れるかなあ。
投稿者 Papan : 23:20 | 日常 | - | -
2005年11月10日
足止め
会社を辞めると告げたはいいけど、今日も上司が体調を崩したまま、出社できず。
来たらすぐ退職の確認をしたいけど、胃をやられている人間にいきなりで酷ではないか。
大丈夫だよね?
投稿者 Papan : 00:57 | 日常 | - | -
2005年11月8日
今度は本格的な風邪
先月の胃腸の風邪に続いて、今度は本格的な風邪。咳がツライ。
これで鳥インフルエンザなんて来たらどうするんだろう。そのころには無事?無職になっているので乗り切れるか。でも退職の交渉も上司が体を壊して進まず、ちょっと宙ぶらりんな状態なので、風邪で寝てるのも気休めになるかも。
で、ひとり布団の中で想う。。。
会社の肩書きがとれて、「人に頼るな、でも人に助けてもらえ」って“?”な言葉の意味も少し分かった。聞いた当時は「人に頼るな、人に頼られる人間になれ」だろ?、間違ってんじゃないのこのオッサン!って思ってたけど、間違いじゃないかも。「頼る」と「助けてもらう」は似て非なるものだね。人が助けたくなるような「目」になればいいけど。いや、ならないと。ひとりじゃないからね。
投稿者 Papan : 12:12 | 日常 | - | -
2005年10月30日
やっちゃった。。。
うううん。
この夏、みんなの忠告も聞かずに転職。
でもわずか3ヶ月で辞めることになりそう。。。やっちゃった。。。
結局、その会社のやってきたことを無視して、これからやろうということだけを見て仕事を乗り換えたけど、その会社がやってきたことは新しい分野でも変わらないってこと、単純なことを理解できなかった。ある意味馬鹿なんだね、僕。
初めての無職に戸惑いながら、僕の心が耐えきれればやりたいことはたくさんある。でも人より優れているものなんてそうないから、家族を不幸にすることもおおいにあり得る。そんな揺れ動く気持ちの中で、唯一の支えは妻の存在、それだけ。何にもないとみるか、何より大きいとみるか、それによって道標にするものが変わってくる。前へ。
投稿者 Papan : 23:24 | 日常 | - | -
2005年10月13日
胃腸がくしゅん!
今年も流行性の胃腸炎(腹風邪)になった。去年もずいぶん苦しんだけど、結構長く引っ張るしツライ。今年も流行るかもね。みなさん気をつけて。
投稿者 Papan : 21:25 | 日常 | - | -
2005年10月9日
自己嫌悪
今日定期入れを落としてしまった。定期は辺境から都内へ通っているので、かなりの金額になる。他にもいろんなものが入っていて、かなり憂鬱。急いでいたからポケットから落ちたのかなあ。
よくものを落とすんだけど、けっこう悪運強く見つかる。と、思ってたけど、最近なくしたものが見つからなくなった。今回もダメかなあ。届けを出した警察はお金が入ってないと聞いたとたん、「えっ、届けるの?」って思い切り迷惑そうにしてたし。以前渋谷で同じように定期をなくした時、渋谷の駅前交番の警官は親切に対応してくれたんだった。関係なとは思うけど、その結果、あの!渋谷で落とした定期が見つかったんだよね、あの渋谷で。今回は横浜駅なんだけど、警官の最初の対応で期待できないと思ってしまった。ゲンの類いに近いんだけど、対応した警官の応対の仕方で、なんか見つかるかどうか見えちゃう気がするんだよね。
ともあれ反省。
投稿者 Papan : 21:48 | 日常 | - | -
2005年10月2日
腕時計
先々週の週末、ディズニーランドへ行って腕時計が壊れた。なぜ?そう、二人の子供を連れて悪戦苦闘、情無用の一日を終えたら、携帯のアンテナの先端が割れ、ナイキモデルのセイコーの腕時計のゴム製リストバンドがちぎれていた。やれやれ。
で、腕時計を買った。いろいろ見繕ったけど、Lipというフランスのメーカーのもので、ミリタリーモデルのシンプルな黒のアナログの物を選んだ。Lipの代表作はマッハウォッチ2000というブラウンの置き時計のようなデザインのもの(1974発売)だが、今の時代にはすこし合わない。今年はレトロで限定復刻版のようなデザインのものも多く発売され、どれも魅力的だったが、自分の着る服を考えてすこし「らしさ」が足りないがシンプルなものにした。値段はとてもリーズナブル。チャーチルに贈られたモデルやドゴールが愛用したものもあり、由緒はある。
興味のある人はググってみて。
投稿者 Papan : 21:36 | 日常 | - | -
2005年9月27日
ホンモノ
最近ホンモノ志向が頓に強くなってきた。何かこう書くと、巷のオトナ男性誌のブランド志向かこだわり派みたいだけど、ちょっと僕は違うみたい。
僕のホンモノ志向はあるべきモノがそこにあるということだけで、蘊蓄はぜんぜんない。すごくくだらないけど、例えば日曜大工をやるのに釘がステンレスだったり、それがブロンズメッキだったりするのが嫌だったりするだけ。なので鉄の釘や真鍮の木ネジを使ったりする。だけど、真鍮の鮮やかな色が気に入らなくて“ムトウハップ”という硫黄の入浴剤にわざわざ浸けて“いぶし”銅風にしたりして、何やってんだか。
他にも掛け時計を買いたいんだけど、カバーはプラスチックじゃなくてガラス、フレームは木か真鍮、鉄がいいなど、選ぶ観点がだいぶ普通からズレてきたみたい。でもそういうのって、結局骨董か高いもの、さもなければ海外の物しかないんだよね。海外には安い新品も結構あるし、わざとアンティーク処理してるから使いやすいんだけど、よく考えるとアンティーク処理自体偽物なんだよね。でもそこまでこだわりはないんだ。
ちょっとズレている僕のホンモノ志向の話。
投稿者 Papan : 23:21 | 日常 | - | -
2005年9月27日
ワンス アンド フォーエバー
ちょっと時間が経ったけど、土曜日に「ワンス・アンド・フォーエバー」という映画をテレビの洋画劇場で見た。主演がメル・ギブソンということで、どうせマッチョな戦争モノかと高をくくっていたら、これが結構いい映画だったんだ。戦争の不条理さをほどほどに描きつつ、通常の戦争映画のように物語は突き進む。社会性はインテリを感じさせずに娯楽性の中に織り込まれて、いつの間にか自分がベトナムの林の中にいるように迫ってくる。そんな映画だ。にもかかわらず絶対に傑作になり得ないような、ウイットのない映画、そう、そんなアメリカらしさも良かった。
でも映画が終わった後いきなり始まったシュワルツネッガーの次回放映作品の予告は、同じ戦闘シーンでもあまりにも滑稽に見えて、本当に悲しかった。うん、これがカリフォルニアの州知事なんだから、日本のマドンナ議員もそれほどおかしいことでもないのかもしれないね。
投稿者 Papan : 01:27 | 日常 | - | -
2005年9月21日
転職
さて、この数ヶ月何をしたかというと、転職をした。
これが一番この夏の大きい出来事。
「えっ、とうとうミュージシャン?」って、周りから冗談を浴びながら前職を去り、新しい会社で会社員ってやつをやってる。これまで、絶対次は会社勤めはやめようと思っていたけど、ついつい安易な方向にいっちゃった。でもカナダかニュージーランド移住計画(休みの間通った英会話のカナダ人とニュージーランド人講師に吹き込まれた?)も捨てていないので、落ち着いたら英会話を再開して、向こうでアイデンティティ保てるように日本の伝統文化研究ってやつを始めようっと。だったらなぜ行くのって?だってこの国って危ないじゃん。
投稿者 Papan : 21:41 | 日常 | - | -
2005年9月20日
更新再開
昨日やっと、トップページを更新。約一ヶ月振りにブログも再開します。もうみんな見てくれないだろうけど、つぶやき&備忘録のつもりで。この夏のこと、いろんなことは追々、まずは宣言のみ。
投稿者 Papan : 23:03 | 日常 | - | -
2005年6月17日
color
最近、ブルーとか、グリーンとか、白ペンキに下地がベージュとか、色の付いたアンティーク調の家具が欲しい。もともと日本人的な、白や生成りを基調として家具は木の肌を生かしたような色でまとめた部屋や、黒やグレー、白のモノトーンでまとめた部屋なんかより、ブルーや赤の壁(柄付き!)に、模様替えの度に何度もペンキを塗り直したような家具が置いてあるような部屋が好きだったりする。プラスチック感溢れる原色のオンパレードはまた違うけど、色がある部屋がいいなあと思う。うん、大きな声じゃ言えないけど、昔から紫が好きな色だったりするからね。趣味悪い!って聞こえてきそうだけど、アメリカ辺りに行くと“いいよね”って言われるんだ。
まあ、“和”も大好きだけどね。日本的なものならもう徹底したもの、西洋を感じさせるものが一切ないといいんだなあ。ヤモリが天井から落ちてくるぐらいな感じ。
やっぱり東京に向かないのかなあ。(横浜だけど。。。ついでに東京と横浜からほとんど転居したことがない。)
投稿者 Papan : 00:32 | 日常 | - | -
2005年5月28日
AGELESS
今週、これまで自分がそんなになるなんて想像もしなかった年齢になってしまった。
やれやれ、光陰矢の如しととるか、THE LONG WINDING ROADととるか。
まあ、こういう時代だから、社会では年齢はマイナスになってもプラスになることは少ないし、フィジカルな変化にもどかしさを感じてる人も多いだろう。でも、自分では、思っていたよりこの体は「まだ使える」って感じかな。僕の場合、体の軋みは20代の時に立て続けに、それもある時は生命の危機すら携えて訪れたので、それに比べれば今、年齢のせいにすべき体の変化はニュアンス程度のものでしかないかも。見た目の変化は別として。
よし、この先5年の自身のスローガンの一つに、“ageless”を加えよう。積み重ねてきたものより、今この瞬間何をするのか。エイジレスでいこう。(レーベル名にもeverlastingってあるけどね。)
投稿者 Papan : 22:38 | 日常 | - | -
2005年5月27日
おめでとう!
先週の土曜日、去年まで仕事でアシスタントをしてくれていた女性の結婚式に参加した。
彼女の人柄と新郎の実直で誠実なところが随所に垣間見れて、いてとてもいい結婚式&披露宴だったな。中でも彼女の両親への言葉はとてもすてきで、出席者の8割は涙していた。彼女の言葉は舌足らずで、とても大人の女性の文章とは言いがたかったけど、作られたものではない、心がそのまま形になってとめどなく溢れ出ている、そんなスピーチだった。どんな知識人や名文家も敵わない、飾らない気持ちが聞く人にそのまま伝わる挨拶だった。
いい式だったよ。呼んでくれてありがとう、すてきな場に立ち会わせてもらってありがとう!
投稿者 Papan : 13:04 | 日常 | - | -
2005年5月20日
神田みますや
昨日、仕事でお世話になっている大先輩と神田淡路町にある居酒屋「みますや」で一杯。
昭和の匂いプンプンの店内でさくら刺(馬刺)や“ぬた”などを堪能、ほろ酔い気分を楽しんだ。
まあ、この2005年、まだ半分も過ぎてないけど、実にいろんなことがある。いいことが続けば、悪いことや先延ばしできないような転機も訪れ、5月もまた一喜一憂の毎週を過ごしてる感じ。そんな深刻で苦み走った話やツーンとくるサビの利いた身の上話、CDを出したことのようにダシの効いたいい話、ちょっと甘すぎる子供の話などを肴に閉店間際まで飲んで食べた。
Wさん、また居酒屋(チェーンじゃないやつ)行きましょうね。
投稿者 Papan : 20:30 | 日常 | - | -
2005年5月18日
みるみる痩せた!!オリジナルダイエット体操
昨年11月ぐらいからダイエットに取り組んでできたのだが、3月ぐらいから急に成果が出始め、6キロ弱減量に成功、体脂肪率も5%ほど減らし、見た目にも分かるようになった。
転職してここ数年、緊張感のあるような仕事もせずぶくぶく太り始め、途中スポーツクラブに通ったりもしたが全然効果がなかったのに。
ダイエットの内容は1日15分ほどのオリジナル体操と、土日以外の間食をやめて、食事もランチを軽食&コーヒーに、夕食は腹8分目にしたというのがその全容。3月から5月にかけて記念日&誕生日ラッシュで必然的にケーキやごちそうの機会が多かったけど、その時はセーブすることなく子供と多いに食べまくった。なのに、見る見るうちに痩せたのだった!
で、肝心の体操だが、最初は体脂肪の測れる体重計と同時期に買った腹筋台で腹筋と背筋をしていただけだが、それに加えて勝手に考えたウォーキング?っぽいものや座布団を利用したものなど4種類の脚のエクササイズ、ちょっとした首の運動、最近加えた胸のエクササイズなどをそれぞれ30〜50回やっている。ああ、腕立て伏せもやってたっけ。
これまでは割と家でもスポーツクラブなどでも、上半身を中心に考えることが多かったが、下半身を中心にしたのが良かったのかも。下半身のものはほとんどオリジナルで、人に見られるとちょっと間抜けな動きも。でもウエストがかなり締まって、ベルトがユルユルに。
また、年が年?なため、そのままだと体だけ若いボディビルお爺さんのようになってしまうので、目指せ黒木瞳かファン・シネの男版?ってことで、最近はお風呂で時々顔の体操もやってみたりもしたが、なかなか難しくこちらは続きそうにはない。。。
もう一息全体的に引き締めて結婚当初ぐらいにしたいと思いつつ、大掃除をやりかけているところで、切られないから捨てようと思っていたパンツ&ジーンズ類が履けるようになってしまって捨てるのにちょっぴり忍びなくなってしまったのが玉にきず。
機会があったら体操の中身(HOW TO)も公開します。(って要らないか!)
投稿者 Papan : 21:16 | 日常 | - | -
2005年5月13日
料理教室に行ってきた!
たいへんご無沙汰の更新。
今日、とある仕事の関心事から、なんと某食品メーカー主催の某有名料理研究家の料理教室に参加。
半分冗談で応募したら500名以上の応募で10倍以上の倍率を突破し、当選してしまったのだ。仕事の方はいろいろあって直接関係なくなってしまったので、純粋に料理を体験しに行くことになった。
うう〜ん、結婚して12年目になるけど、ほとんど台所に立っていない!今時化石のような人間なのに。こんな男は周りにも大学時代の友人のT君以外は同類は見当たらず。そんな僕が30数人全員女性の中でひとり、エプロンを付けて違和感を全身から漂わせながら、カポナータだの冷製パスタだのを作る姿は。。。以外や以外、同じグループの女性に手際が良さげだったと褒められた!でも実際はゴーヤとベーコン切って、フライパンでカポナータ炒めて(煮詰めて)ただけなんだけどね。
でも料理教室の実習台での調理は、はっきり言ってほとんど何もしなかった家庭科の授業より、理科の実験を思い出すかな。実験は大好きだったからね。そういえば家にある食品、調味料を混ぜ合わせて“何か”を作る実験をしていて、振りかけた虫が即死するほどの強烈な液体を作ったことも。そういうセンスはばっちりなんだけど。
貴重な経験。
投稿者 Papan : 01:53 | 日常 | - | -
2005年4月17日
310円で買える元気の素
すごく久々のUP。
大掃除をして出てきたものその3。
大掃除をして出てきたものの中に、独身時代に妻のためにヒット曲を集めた「元気が出るテープ」、手帳に書いた自分を検証した「直すべきところリスト」など、20代になんとか落ち込んだ自分を励まそうとして工夫したツールがあった。
その中でも、今利用できそうなものを。
これは市販品だが、岩波書店の「ことばの花束」「ことばの贈物」という2冊の文庫本。これは岩波文庫で出版されている内外の名作あるいは著名人の著作の中から、選りすぐった(中には選者のセンスを疑うようなものも無きにしもあらずだが)珠玉のことばが程よい短さで抜粋されて掲載されている。どんなことで悩んでいても、必ずヒントになるようなことばがいくつか見つかるはずだ。
落ち込んでいる人、悩んでいる人、ご一瞥あれ。
投稿者 Papan : 03:12 | 日常 | - | -
2005年4月7日
テレビ朝日は関東全域をカバーしていない!?
ここのところ、テレビ朝日が映らなくなった。
もともと電波状況はバッチリというわけではなかったが、普通に見られる状態だった。それが時々全く映らなくなった。アンテナのせいかと思い、電気屋に来てもらったが、アンテナは正しい方向を向いているという。一方で、ここのところこの辺で同様にテレビ朝日が映らなくなった、あるいは映りにくくなったという声が急速に増えたと言う。これは隣駅の駅周辺に出来た高層マンションの建設に合わせるように出てきた現象ということで、このビルの建設が原因に違いないという話だった。やれやれ。
それであきらめて地上派とNHK・BS以外見ないのに月4500円も払ってCATVに入るのは馬鹿らしいし。他のビルの事例で、映らなくなった何件かの家がまとまって交渉した結果、補償を得たということもあったようだが、難しいかも。
テレビ朝日さん、おたくはもはや関東エリアを網羅している放送局じゃありませんよ。少なくともうちでは見られません。MXやTVKと規模は違っても、全世帯で見ることが出来る局ではありません。どうにかならないでしょうか。
※本文は「です・ます調」はやめました。こういう脚注みたいなのは別ですけど。
投稿者 Papan : 22:19 | 日常 | - | -
2005年4月3日
見つかったビデオより
大掃除で見つかったもの2。
前の会社での仕事、時々ブラウン管の中でもっともらしい顔して喋ってました。そのビデオ。10年くらい前のかなあ。
うーん、髪の毛が中途半端な長さだとオッサンくさい、短髪の方が凛々しいけど、笑顔が不自然だ。なんて思いながら、スタジオで難しいことをべらべら喋っている僕に感心。今よりずっと説得力あるかなあ。今よりずっと根気があったものなあ。
ビジネス・ピープルとしては当時と比べると、一歩前進三歩後退ってところですか。でもどのレポートも気持は入ってないね。
そう、本当は僕はどんな場面でも、どんな人にも、大事なこと、本当のことが伝えられないから曲を書き始めたんだった。
投稿者 Papan : 12:00 | 日常 | - | -
2005年4月3日
見つかったメモより
今日、大掃除を始めました。手始めに物置をさっぱりさせたところ、昔の走り書きが出てきました。たぶん7、8年前のものかなあ。以下その記述。
「日本人は古いからこそよいものをバカバカ壊しては、もうすでに壊してしまってなくなったものを再現して喜んでいる。銀座も横浜もこれじゃ“映画村”だ。それで喜んでるなんておかしいよ。もう終わってしまったもの、自分たちの手で破壊してしまったものを後から惜しんで、形だけ似せた最新のまがい物を作るより、今まだそこにあるもの、今まで何気なく見過ごしてきたものでよいものを残していくべきじゃないんだろうか。そこに生活している人たちが自然発生的に作り出したもの、名もない人たちの生活のしるべ、あまりに軽視、いや蔑視や敵視に近いかも、しすぎやしてないだろうか。古いものを尊ぶためには、先を見る眼を養おうよ、時代は日々つくられているんだから。」
ちょっと舌足らずのところもありますが、原文そのままで。
投稿者 Papan : 00:56 | 日常 | - | -
2005年4月1日
マウイ
辛い時、うまくいかない時、誰かが「楽しかったことを思い出せばいい」と言っていました。何かの本だったかも知れません。
今日、目を瞑って想ってみました。その時まず思い出したのは、6年前に二人で訪れたマウイ。今思い出しても、なぜだかとても幸せな一週間だったことを覚えています。朝のサーフィン&ボディボード。昼寝。ジャボガジュースに、ベーグルの朝食。ドライブに、ゴキブリの出るコンドミニアム。その庭。
シアワセな風景、シアワセな時間。シアワセな笑顔、シアワセなボクら。
じっとミナミカゼを待つ。
投稿者 Papan : 23:02 | 日常 | - | -
2005年3月29日
これから飲み会
高校のときの友人から電話がかかってきて、これから地元で飲み会。
一人岐阜へ転勤にすることになったので、急遽地元に残っている三人で飲むことに。
辛いやら、嬉しいやら。声がかかるだけででも、やはりいいことなのかな。
投稿者 Papan : 23:09 | 日常 | - | -
2005年3月29日
NIKITA
雑誌の中刷りを職業柄、よく眺めます。その中でひとつ。
昨秋創刊した一連の女性誌の一つ、主婦と生活社の『NIKITA』という雑誌がありますが、いまだLEON編集長の男目線コピーが全開です。ありゃあ、コピーが「わたしゃ、モテない女です。モノ欲しげです。」と語っているようなものです。あれを買うのは一昔前の「女性自身」(というより、休刊になった祥伝社の何でしたっけ?)買ってる独身女性より恥ずかしいですよ。
全然関係ないですけど、大手出版社には男性誌派閥と女性誌派閥があって、時々クロスオーバーして雑誌を創刊します。聞き及ぶ話の中には、読者見ているというより、そんな社内事情に頑になった雑誌作りをしているところもあるようです。
何となく、雑誌不振(販売部数)はしばらく続きそうな気がします。
投稿者 Papan : 01:33 | 日常 | - | -
2005年3月27日
器
引き続き佐賀でのことについて。
二日目に行ったのは磁器の町、有田です。やっぱり古今の柿右衛門や今の今右衛門の作品は素敵でした。その他もじっくり見てみたい器はたくさんありました。はっきり言って東京のデパートで見るより、選択肢は広いですね。手の届く範囲で拾い物が見つかる。産地での器選びは精一杯勉強して、時間をかけて、実際に手に取って使っているところを思い浮かべて選べばきっと実りあるものになるはず。一度訪れてみてはいかが。
投稿者 Papan : 20:12 | 日常 | - | -
2005年3月25日
佐賀
昨日、仕事で出かけていた佐賀から帰ってきました。
佐賀空港から市内、嬉野温泉、有田・伊万里、唐津と回ってきましたが、
前に書いた通り腸をウイルスにやられて散々な体調のままで、“耐えた”三日間でした。
でもとても良いところだったと思います。一緒に行った人間も僕の機嫌が最悪(体調が悪いと悪人度が増します)だったので、結構悲惨だったとは思いますが、訪れたところはどこも素敵な場所ばかりで、佐賀旅行は意外と穴だと思います。
しかし、旅行(仕事でしたけど)は今の自分をデフォルメさせて、結構リアルな姿で映し出しますね。今の僕に触れた人は結構“痛い”かも。こりゃ友人なくしますね。抱えている問題を解決するまで、しばらくプライベートで人には会わない方がいいかも。
でも、こういう時結婚していると助かります。たった一人でも信じきれる人がいるというのは、何物にも代え難い。
投稿者 Papan : 22:24 | 日常 | - | -
2005年3月19日
2週連続の週末ダウン
先週末は風邪でちょいダウンだったけど、今週もダメそう。
昨日の夜から体がだるくて、微熱と胸やけです。
ここ数年、春の体調不良はバラエティに富んでいる一方で、一様に長いので困ります。
でも体調が悪いと精神的な不安定さは端に追いやられるので、これをきっかけに気分転換のきっかけにしているのも事実です。
投稿者 Papan : 15:41 | 日常 | - | -
2005年3月15日
おひとりさま
今日、仕事で椎名誠氏の講演を聴きました。
椎名氏の話の内容は概ね「人は見慣れているものの価値を見落としがちだ」というもので、彼が見聞してきた世界と日本との対比を入れながら、身の回りにある貴重なもの、特にふんだんにあるからこそ見落とされている日本の水の大切さを説いていました。
その中で、例として彼が触れていたことを一つ。それは日本人女性の潔癖さを象徴すること、トイレの前に音を聞かれないためにまず水を流すという習慣でした。彼はその無駄をワールドスタンダードという観点から批判していましたが、僕はふと違うことを考えていました。
それはこういった音を他人に聞かれたくないという習慣が、結婚できない人を増やしているのではないかということ。結婚すれば、トイレの音はもちろん、オナラも聞かれるし、多少気にする夫婦でも病気になればそんなことは吹っ飛ぶびます。子供ができたらもう。。。そこそこの節度は必要だけど、多くの夫婦が恥ずかしい部分、情けない部分も共有していくでしょう。
しかしそれが耐えきれない人は。。。きっと一人の空間以上に快適さを見い出すことはできないでしょう。おひとりさま。無菌培養された無類の潔癖性(かといって部屋がきれいなわけではない)から生まれた日本人の新しい姿。。。
投稿者 Papan : 02:17 | 日常 | - | -
2005年3月8日
14年前の僕へ
14年前の僕が書いたメモがあります。
たしか渋谷で、「あなたの幸せを祈らせてください」なんぞ寄って来た輩に
ぼそっと言ったのだと思います。
『幸せになるには祈るんじゃない、努力するんだ。』
今じゃこんな風には言えないけど、14年前の僕に負けないよう“努力”します。
投稿者 Papan : 01:19 | 日常 | - | -
2005年3月7日
春の記憶
春の記憶って、残っているのは変わり目が多いです。
中学から高校へ、高校から大学へ、大学から社会人など。
今年は何も起こらぬうちから胸がうずく。。。
変化の予感がある春です。
投稿者 Papan : 00:59 | 日常 | - | -
2005年3月3日
「通」文化の弊害
昨日仕事で、エンタテインメントについて話していたとき、こんなことについて思い立ちました。
最近のメディアの傾向として、「通」であることが情報の価値を高める条件になっていることが多いですね。「通が教える…」「誰も知らない…」「雑誌には載っていない…」「あなただけ…」「初…」などの言葉が踊り、簡単な方法で「通」であることが楽しむことの条件のような紹介がすごく多い。雑誌やネットさえもそれを競い合っています。
でも、ちょっと待てよ。少なくとも「通(もどき含め)」に教わらなくちゃいけない人たちにとって、それは幸せなことでしょうか。
昔、NYに行った時にマジソンスクエアガーデンでNBA(アメリカのプロバスケット)の試合を見ました。カードは地元ニックス対ロサンゼルスレイカーズという強豪同士の好カードだったのですが、蟻が動き回っているような試合は、はっきり言ってファンではない僕にとって面白いものではありませんでした。その後アメリカを巡るうち、カンザスシティで知り合った黒人の青年と学校の体育館のようなところでカンザス大学とどこかの試合を見ました。狭い会場では選手の靴の音が響き、ダンクというものを間近で見ることができました。隣で酔っぱらったオヤジがビール瓶を割り、カンザス大が得点を決めるたび皆で肩を組んでウエーブをした時、僕は初めてバスケットボールを面白いと思いました。マジック・ジョンソン(当時のレイカーズのスーパースター)はどこにもいませんでしたが。
今では僕はそこそこのNBAファンなので、ニューオリンズとシャーロット(共に弱いし、スターも少ない)の試合を見ようとも思わないし、初心者にも勧めないでしょう。逆にレブロン・ジェームス(M・ジョーダンの後継者と言われている若者)を見るためにスタジアムの後ろの方に陣取るかもしれません。
でもそれは初めて見る人にとっては幸せな初体験じゃないように思います。人が好きになるきっかけはカンザス大の体育館のような体験の方が絶対多いはずです。
歌舞伎でも、オペラでもメディアや「通」がこれはダメ、これならいいと勧めます。多少の音楽好きなら、ロックコンサートの最前列は音が良くないのでPAのあたりがいいと勧めるかもしれません。でもそれは初心者の「幸せな初体験」を奪っているのでしょうか。汗がかかるようなかぶり付きで見ることの方が、だいたい「3日目あたりが一番いい演奏だ」なんて言われてそれにこだわるよりずっと幸せなのでは。「通」至上主義の今の文化が、文化の広がりを奪っていないか、そんな風に思います。
それは送り手側にも繋がります。アメリカでは日本の何倍もの巨大なコンサートがある代わりに、同じアーティストが地方のちょっとしたライブハウスに出演することもよくあります。幸せな体験に会う機会が日本よりよっぽど多いんじゃないでしょうか。懐の広さの違いがエンタテインメントのスケールの違いに繋がってはいないでしょうか。
投稿者 Papan : 02:27 | 日常 | - | -
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