2006年7月3日

パパのばかっ!

どこで覚えてきたか、上の子が「バカ」を連発。
パパ、ママ、みんな「ばか」にされてしまった(苦笑)。

言葉の正確な意味も分からず、
覚えたての“便利な言葉”を連発する我が子に
負けじと怒りながら、成長の階段を上がってきたなあ、と
感心している僕はどんなもんだろう?

久々に育児っぽい、モノローグ。

投稿者 Papan : 00:45 | 子育て | - | -

2006年6月29日

君は、僕より僕に近い

ささくれ立つ気持ちに、細かい水滴がつく。。。

投稿者 Papan : 23:46 | 子育て | - | -

2006年6月4日

サンセット・ヒル

今の家は、残念ながら夕方になると外より一足早く暗くなる。

でも僕は、こどもたちが夕陽が沈むのを感じながら、
一日を終えてゆく家に住みたい。

本来は家の設計では西日を嫌う。
でも僕は、夕陽の差し込む部屋で多くのものを感じてきた。

だから、朝が来たことを感じ、日が暮れるのを感じられる
そんな“贅沢”な家に住みたい。こどもたちを住まわせたい。

怠けてちゃいけない。
その先へ。
約束の地へ。
心臓をわしづかみにして、心腫らして。
日の沈む丘へ。

投稿者 Papan : 19:13 | 子育て | - | -

2006年5月29日

素敵なプレゼントもらってる?

世の中のお父さん、素敵な誕生日プレゼントもらってる?

僕の今年の誕生日プレゼントは、
アンパンマンのケーキに、「ボウケンジャー」の主題歌CD、
チョコが2パック。

結婚当時カミさんが作ってくれていた
洋酒の匂いが心地よい洒落たケーキは
下の子が自分の誕生日に大喜びだったアンパンマンの顔を形取ったケーキの
イチゴのムースバージョンに、
何十万もする楽器や機械は上の子のお気に入り?の
「ボウケンジャー」のCDに変わったが、
とても素敵なプレゼントだった。

だって、自分の誕生日が盛り上がったら、
何より楽しいから。

ケーキに満足したこどもたちに、
「ボウケンジャー」の歌詞が違うと文句を言われながら、
いくつになっても誕生日を祝って欲しい、
そう願っている。

もう祝うような歳じゃないって?
僕はまだまだ進化したいよ。

投稿者 Papan : 00:24 | 子育て | - | -

2006年5月24日

Thunder Road

雷鳴の中、今日は早めに家に帰ると。。。
ソファに固まったうちのこどもたち。

下の子は目に涙をいっぱい浮かべ、「こわかったのぉ」。
上の子は眠さと相まっていつもの強がりもなし。

下の子は特に雷さまがこわい。
本当に小さい頃からこわがっている。
(おヘソ取られるぞっ、て僕がいじめたからか。。。ひどい親!)

今日も「こわがってご飯を食べないとおヘソ取られちゃう」と
言われたらしく、全部残さずご飯を食べたらしい。
(あまり、いいやり方ではないが)

涙をたっぷり溜めて唇をかむ様子が、
とても誰かに似ていて、思わず見比べてしまった。

投稿者 Papan : 23:11 | 子育て | - | -

2006年5月23日

祈り、祈り、だから遠足

こどもが熱をだした。
明日は初めての遠足なのに。

こどもの調子が悪いのに、
日曜無理やり遊びに連れ出して
夕方遅くまで遊ばせてしまった。

小さい体のがんばりを気づかずに、
がんばれっ!と無神経にも言い続けて。

いつになく甘えん坊の頑張り屋さんは、
ずっとがんばってて、我慢しきれずに熱をだした。

泣きたくなるような無垢な寝顔。
どうか寝ているうちに治してあげて!
できることなら代わってあげたい。

楽しみにしていた遠足。
その話を楽しみにしていた僕ら。
たとえ神を信じなくても、君のためなら僕は祈ろう。

投稿者 Papan : 00:40 | 子育て | - | -

2006年5月21日

ワニバレエ

教育放送は実験的なコンテンツが多いから、
ときとしてカルト的なブームを作る。

ただ、やりすぎて大人は盛り上がるけど、
子供は実はそれほどでもないというものも
往々にして多い。

そんな中、地味だけど小さい子供のツボを押さえているのが
「ワニバレエ」。

「あいのて」という番組で、ダンサー(白井剛)が
「としとったおばあさん、としとったおじいさん。。」と抑えた動きの後に、
「でも。。ワニバレエ、ワニバレエ、。。」と
手をワニの口を見立ててメチェクチャに踊るだけ、ただそれだけ。

たぶん、この体操?を教える親はいないだろうけど、
(教える振りじゃない!自然に誰でも踊れる!)
親も目を凝らして覚えて教えなきゃならない
「おかあさんといっしょ」の
中西圭三の歌に合わせた凝りすぎた体操なんかより、
ずっとHAPPYのような気がする。

今週もどこかで、ワニバレエを楽しむ子供の笑顔が見られたはず。
もちろん、うちの子も。

投稿者 Papan : 21:54 | 子育て | - | -

2006年5月9日

馬とナマケモノ、加えてコビトカバ

連休も終盤となった土曜日、僕らは上野へ向かった。

目的は、パンダでも象でもなく、
ナマケモノと馬だった。

10年以上ぶりにも関わらず、たぶん違うヤツだろうけど、
パンダは相変わらず背を向けて寝ていた。

それでも“場”を汲むタイプの上の子は、
おみやげにパンダのマスコットを選んだ。

明らかに、ここの名物はパンダだということを悟っていたと思う。

でもやっぱり笑顔はナマケモノのオリの前で
達成感とともに溢れ出ていたし、
下の子も小さな馬の前でこの日一番の元気を出していた。

そこがどんな意図を持っているかなんて関係ない。
こどもたちが決めるものだから。

いや、こどもだけじゃなく、みんな。

受け手は氾濫する情報に画一化されやすいし、
ビジネスなどでは送り手が陥りやすい。

この日は大人にとっても、上野の主役は
なんたってコビトカバだったんだ。

投稿者 Papan : 00:28 | 子育て | - | -

2006年5月2日

ある晴れた日曜日、僕らは笑った

日曜日の春の、大きな公園は
転がるボールを追いかけるだけでも、
若葉がくすくす笑い出すようだった。

どろんこ少年のザリガニだらけの小さな水槽、
初めて見つめる目もザリガニとおんなじくらいニョキッとしてた。

レンゲのお花畑は少女を一人増やし、
人気の古民家の回らぬ独楽が昭和の少年をムキにさせてた。

次の日、レンゲの花飾りに失敗した少女が
母親に戻り寝込んだ以外は、
ラハイナの夕陽にも勝る一日の暮れ方だった。

投稿者 Papan : 00:27 | 子育て | - | -

2006年4月12日

強さと、弱さと、時として勇気

仕事はなかなか上手くいかない。

誠実さをだせば、時に耳にうるさく、
群れれば船が軋んでいく。

様々な可能性を計算して、しかめ面で街を横切り玄関を開けた僕に、
心配されてた方の小さな笑顔が、心配などどこ吹く風で
休むことない笑いで励ましてくれる。

軽く「幼稚園で新しい友達と遊んだよ!」と笑う新米園児に、
後ろから「(わたしは)動物園に行った!」とうそぶく未就園児。
ほんとは置いてけぼりに寂しくて、道ばたに倒れていたくせに。
(イジけるとほんとに、バタっと漫画のように倒れるんだ!)

「もう行きたくない!」「寂しくてつまらない」と言ったらどうしよう、
そう心配していた僕を励ましている小さなふたり。
どちらが弱くて、どちらが強いのか分からない。

ただ、時として勇気はお互いを行き来する。

「好き」とは、そういうこと。

投稿者 Papan : 22:37 | 子育て | - | -

2006年4月2日

世界で一番小さな世界

僕はうまくやれないから。

正義なんて貫けないから。
正しいことなんて分からないし、優しくなんてできない。
いい人にも、格好よくも、強くもなれない。

だから、せめて、君と僕という小さな世界で、
一番ちっぽけなこの世界で、それを守ろう。

ずっと、そう思ってきた。
君は、君たちになったけど、変わらない。

投稿者 Papan : 22:23 | 子育て | - | -

2006年4月1日

桜は笑顔の小道具

今日はお花見。

とてもいい陽気に、あちこちから聞こえる笑い声。
桜なんか上の空で走り回る、うちの溢れんばかりのおしゃべりな笑顔。
花の揺れを子守唄に、僕はウトウト。

目が覚めると覗き込む笑顔。
花を後ろにボールが忙しくはねる。

僕にとっても桜は小道具。
笑顔が主役の春の一日。

春は笑顔が咲いて、いよいよ春がやって来る。

投稿者 Papan : 23:20 | 子育て | - | -

2006年3月28日

Papan探検隊、壁画発見!!(ちょっと前のmixiで書きました)

とうとう、発見した。(^_^;)

そのうち「あるぞ、あるぞ」と恐れおののいていた原色の壁画が、リクライニングソファに隠れた秘境の、イスの背も含めた三面の壁に見事に描かれていた。

赤のクレヨンで描かれたその壁画は、白く壁紙が貼られた壁1メートル四方を自在に躍動し、そこにはまった作者らの純白のブラウスをも、深紅に染めていた。

今まで、はがされた壁紙は副隊長がたびたび発見していたが、これほどまでに見事に描かれた壁画は貴重だ。もし消すとしたら半日はかかるだろう。

隊長はじめ一行は、これからも発見が続く予感に身震いした。。。

(つづく)

投稿者 Papan : 23:51 | 子育て | - | -

2006年3月25日

薫りのある場所へ

桜の季節、桜並木を眺めるたび、
無垢な少年少女時代や、
甘酸っぱい想い出を、
走馬灯のように巡らせている人も多いと思う。

当たり前のように、
季節の花や懐かしいモノ、写真など、
目から呼び起こされる記憶は強い。

でも意外に、心臓の左上斜め45度、
4センチあたりをいつもくすぐるのが“薫り”。

真っ黒になって帰る家路の途中、横丁で嗅いだ
春の沈丁花、秋のキンモクセイなどの花から、
墓地から香るお線香の匂い、
羊歯が茂る秘密基地付近の苔生す匂い、
法事の時のお寺の木の廊下の匂い、
旅行で胸いっぱい吸い込んだ桧の森の匂い、などなど。

風景以上に薫りが思いがけないフラッシュバックを
引き起こしてくれる。

こどもを連れて、香りある場所へ行ってみません?

投稿者 Papan : 23:17 | 子育て | - | -

2006年3月19日

アクロバティック・アスレチック・ホリデイ

きのう、車で30分程のところにあるフィールドアスレチック・コースに出かけた。

横浜市の外れ、246のすぐ脇にあり、決して空気がいいわけでもなく、むしろ場内もゴミや焼却に無頓着で、ちょっと体に悪そうな印象もあるけれど、なかなか楽しめた。

コースは、就園前の幼児には多少きつい難コース、というか実は僕にもムリ。
全部をこなすには、15年ぐらいさかのぼらないとついて行けない。
でも、遊具全体の3分の1ほどを、こどもたちは小さいながらそれなりにやりこなし、楽しんでいたなあ。

むしろ、遊んでいるうちにどんどんできるようになる。
スラムダンクで、「遠征に居残りでシュート練習をしている桜木花道を見ている、安藤先生の心境」。うん。

そうそう、最初にある公園には「フリー・フォール=遊園地によくある絶叫マシン名」と称したすべり台があるんだけど、これがなかなか。大人でも楽しめる。カミさんも「ひゃー、ひゃー」。

世間には、休みの一日ぐらい笑顔で満たしてくれるところは、まだまだ見つけられるらしい。

投稿者 Papan : 22:27 | 子育て | - | -

2006年3月5日

胸の奥まで、太陽の光が届く瞬間

題名のような瞬間が、人生には何度かある。

それは大それたことではなくて、日常の中のほんの些細な瞬間にも、
まるで鈍色の空から突然一筋の太陽光が僕目がけて差してきた時のように、
傍らにある小さなガラス玉に反射して、
周囲を希望に満ちた何かが始まる予感のように変えるその瞬間のように、
突然訪れる。

この週末、そんな太陽の光がほんの一瞬、僕の希望の欠片をきらめかせて
雲の向こうに太陽があることを教えてくれた。

投稿者 Papan : 22:15 | 子育て | - | -

2006年2月19日

お雛さま

昨日、遅ればせながらお雛さまを出した。

カミさんの実家に
買ってもらった立派なものだが、
雛壇ではなく、お内裏様と二人きり。
三人官女だの右左大臣だのはいない。

やはり5段、7段と飾るのは気後れする。
決して僕が子供の頃育った家より狭いわけではないのだが、
暮らしのスタイルや家の構造、インテリアなどで
こういった日本伝統のものが飾りにくくなったのも事実。
せめて毎年飾ることは怠らないためにも、二人きりのものにした。

でも時節の行事が、僕らの代で後世に伝えられなくなるのも切ない。
気張らない、家庭の中の日本の行事を大切にする、
そんな「DO! JAPAN」キャンペーンでも近々仕掛けようかな。

だって、いくら政治やマスコミで大戦の歴史を論議しても、
雛祭りもやったことのないこどもが増えたら、国がなくなるでしょ。

凄惨な事件が続くこの国のこどもに、この国に生まれたことがどう映るのか。
気にかかりません?

投稿者 Papan : 21:46 | 子育て | - | -

2006年2月16日

たけのこみたい

自宅での仕事準備から、ある会社を手伝うことになって、
今週から会社員時代のように通勤することになった。

遅くまで起きていたヴァレンタインデーは別として、
この2日間は寝顔と行きがけの寝ぼけ眼しか見ていなかった。

この2ヶ月、毎日接していたからか、この2日の空白でこどもたちがまた成長していた。
どこというわけではないのだけど、見慣れない顔をしたこどもたちが時折現れて、
そしてやっぱりまだまだという幼顔の影にふっと消える。

ビジネスのスピードなんかより、こどもの成長の方がよっぽど速い。

見逃しちゃだめですよ、おとうさん。

投稿者 Papan : 23:23 | 子育て | - | -

2006年2月14日

St.バレンタイン

少々遅くなったにもかかわらず、天使が笑顔いっぱいに玄関で待っていた。

なぜか信号機(なぞなぞの答えなんだけどね)の書かれた手紙と、カミさんが書いたのに自分が書いたと主張する花の絵&本当に自分が書いたシャボン玉の絵の手紙の2通が添えられた、こどもにはぴったりの甘いチョコケーキ。

この一番ちっちゃな単位の世界を、僕は信頼とiで満たそう。

たとえこの世が絶望と憎悪で満たされていても。

Kiss slowly,kiss.

投稿者 Papan : 23:36 | 子育て | - | -

2006年2月9日

おばけなんてないさ

最近、自分が子供のころの童謡や子供番組で流れていた歌をこどもたちに無理やり聞かせ、一緒に歌っている。

その中でも、今でもまだ残っている歌はこどもも楽しんで歌ってくれる。

「一本でもにんじん」「たいこのおけいこ」など。
特にお気に入りなのは「おばけなんてないさ」。
槇みのりさん作詞、峰陽さん作曲のこの歌は、今でもファンが多いらしい。

こどもは、「れいぞうこにいれて かちかちに」しちゃったり、
おばけが「こどもなら ともだちに」なったり、
「おばけの くに(で)は おばけだらけ」だったりするのが面白いらしい。

僕も実は小さいとき、怖くなったらこっそりこの歌を口ずさんでいた。
こどもたちに勇気をくれる名曲だね。

ただ、この曲にはこどもとは言えなくなってからの
エピソードもあったりする。

中学生のときに、夜学校のグランドの隅にある体育倉庫の裏にみんなで集まった。
あるチームはタバコをくゆらせ、わざわざ集まってきたくせに「ダリぃ」を連発、
あるチームはなぜか夜のマラソンをしていた。

その夜も、同じように体育倉庫の裏に集まって、
ませガキみんなで、誰にでもなくひと通り悪態をつき、
程よいところでタバコチームを残して、僕らマラソンチームは出発した。

コースは米軍の連絡基地で、人気のない野原。
そのころまでに神隠しのような事件もあった。
僕らは3、4人いたので、時折しゃべりながら走っていた。
たぶん冬だったと思う。

なだらかな下り坂を折り始めた。
すると突然、本当に不自然な、なんともいえない生暖かい風が
僕らに向かって吹いてきた。

僕らはお互いに話すことなく、背筋が凍った。
そして誰からともなくきびすを返して、
一目散でもと来た道を凄いスピードで引き返した。

しかも、大声で「おばけなんてないさ」を歌いながら。

声変わりした14、5歳の少年たちが
夜中に「おばけなんてないさ」を歌いながら、ダッシュしている。
思い浮かべてもらっても結構。

一番の歌詞を全員で延々歌ったのだが、
たぶん、僕が歌い始めたような気がする。

でも本当にそんな気分だったんだ。
気分じゃない、必然だったかも。

そんなこともあって、僕には特別な歌。
こどもはそんなことどうでもいいけどね。

投稿者 Papan : 01:53 | 子育て | - | -

2006年1月22日

雪だるま

昨日の雪を、うちの子は前日から楽しみにしていた。

だから夜に雪がちらつくのを確認してちょっとワクワク。

朝は早起きはできなかったけど、マシュマロテイストの庭にこどもたちと駆け出した。

雪だるまを作りたい。」
前日までの子供の言葉を信じて、外へ出た途端、主旨替えして雪合戦を所望する子供そっちのけで雪だるま作りに熱中。

なかなか丸くならない雪玉に苦戦、大きくなって転がるたびに汚れる雪玉に苦戦、寒さに苦戦、と苦戦の連続ながら出来上がった雪だるまのシェイプ。なかなか良い出来。

SNOW MANって目や口はどんなだったっけ。

カミさんに調べてもらうとどうやら目は木炭、鼻はにんじん、しかも足!があるらしい。そうか、むこうのスノウマンは足も含めて三段なのか。

でも愛嬌は日本の方があるので、目はボタン、鼻はにんじんで、口とまゆ毛は竹炭、ほうきに熊手の手を持ったハーフの雪だるまが出来上がった。

名付けてユキ・ダルマン。ドイツと日本のハーフの雪だるま。
子供たちも気に入ったようで、ダルマンに雪のキャンディをあげたり、雪合戦をしたり。

近所のこどもも「すごい」と通り過ぎる。パパは大満足。

今日も夜寝る前に上の子がユキ・ダルマンに「おやすみ」を言って、ベッドに潜った。

ダルマンは満足して、今夜もこどもたちの夢の中で夜空を飛び回るだろう。

投稿者 Papan : 22:38 | 子育て | - | -

2006年1月17日

食べられちゃうこと

先日テレビで放送されたピクサーの「バグズライフ」をこどもに見せたんだけど、最後悪役のバッタ(ホッパーだったっけ?)が鳥のヒナに食べられちゃうのはショックらしい。

「食物連鎖」や「弱肉強食」って、子供は残酷なぐらいにドライに受け入れるって印象があったけど、最近のディズニーじゃ、オリジナルのストーリーが書き換えられて悲劇は起きないし(人魚姫は海の泡と消えずにハッピーエンド!!)、人間の悪役は死んでも上手く隠されてる。

一方でCGやアニメの発達で、動物や昆虫などが妙に擬人化されていて、「食物連鎖」や「弱肉強食」がまるで人間に起きてるようにも見える。

小さなこどもの受け止め方も、難しいよね。現に、ホンモノのアリをオフザケで踏みつぶせるけど、メディアの中の昆虫の悲劇にはショックを受けるなんて子も多いみたい。

デフォルメされた自然は、こどもたちの心に何を残すんだろう。。。

投稿者 Papan : 23:27 | 子育て | - | -

2006年1月13日

ノロウィルス

今年も一昨日から急に我が家で大流行のノロウィルス

一昨日はカミさん、昨日はこどもたち、今日は母親と家の中は大惨事の有様。

救いは、回復力のあるカミさんがこどもたちの看病に間に合ったこと。
そして奇跡的にも、去年一番被害に見舞われた僕が発症を免れていること。

ノロウィルスの発見までのプロフィールなどは他に譲って、いくつかの注意点など。

まず石けんやアルコールではやっつけられないっていうこと。
もちろん手を洗って洗い流すことはできる。

消毒という意味では次亜塩素酸ナトリウム、すなわちハイターなどの塩素系漂白剤などが必要になる。まあ、そんなもんで消毒しまくったら、別の意味で気分が悪くなってより体に悪そう。ノロウィルスは多くの人でピークの症状は1、2日で終わるから、商売でもなければ塩素系でリスクを負うことはないよね。

熱でも消毒できるけど、熱に弱いという程でもないのも注意点。摂氏85度で1分間って、食器でもない限り、かなり特殊だよね。インフルエンザウィルスなんかより遥かに熱に強いんだ。

そのうえ10数個でも感染・発症するってことは、ウィルスの数からいうと相当感染確率が高いよね。治ってからも1週間以上ウィルスは排出されるらしいし、今なんて街中にウィルスのトラップが仕掛けられてるといってもいい。

ただし経口(口からね)感染が基本だから、空気感染するウィルスよりはある意味では防ぎやすい。けど、相当長生きでカーペット上などで数ヶ月ぐらい生きてられる(ウィルスだから正確に言うと活性状態)って話も。

感染するとしばらく一応耐性はできるみたいなんだけど、何種類か亜種があるようなので、ワンシーズンに何回もかかるようなこともある。実際僕も去年は3回も苦しめられた。治ってはぶり返してもう治らないような錯覚さえあった。

なんて書くとかなり怖そうだけど、お腹のカゼって程度でお年寄りや他の病気などで体の弱っている人以外はほとんど死に至ることはないそうなので、発症した一日のみ苦しみに耐えれば(かなり辛いけど。。。)いい。

ただ、こどもは辛くてかわいそうだし、乳幼児などはとはいえ注意が必要みたいだから気をつけようね。

なお、以上は去年から今年にかけてネットや文献で見聞きしたことからの風聞。僕は医者じゃないから、正確な情報は医者や専門家から取るようにね。

TAKE CARE!

投稿者 Papan : 21:18 | 子育て | - | -

2005年12月21日

年子のサンタクロース

もうすぐクリスマス。ジングルベル♪

うちのこどもたちにもサンタがやってくる。

でもサンタは悩んでいる。

なぜなら二人は同性の年子だからだ。

上の子は自転車が欲しい。三輪車を卒業してキャラクター付きの自転車をサンタに頼んだ。この願いはきっとかなう。

下の子はまだプレゼントをたった一つ選べない。上の子だってそうだった。
でも上の子にはある時三輪車が届けられた。しかし、下の子には来ない。まだ使えるお古が上の子から来る。

上の子と同じ自転車にも興味がある。
でもサンタはまだ早いと思っているし、乗れる頃にはブームが去ってしまっているようなキャラクターの自転車は、いくらサンタクロース島へのODAが多い日本のいい子でも、勿体ないと思っている。

自分の背よりも大きいキッチンセットにも興味がある。上の子も大好き。でも小さいキッチンセットはすでにあるし、置くところもない。

ちょっと背伸びしたものは上の子に取られてしまうし、上の子が興味のないような幼稚なものは3日で飽きてしまう。

急げサンタクロース。イブまであと3日。悩みは尽きない。

投稿者 Papan : 01:51 | 子育て | - | -

2005年12月19日

ハリーポッター3

TSUTAYAでハリーポッターのシリーズ3作目「アズガバンの囚人」を借りてきて鑑賞。

上の子と僕で一回、カミさんとみんなでもう一回観た。いやあ、上の子はまだ幼稚園前だけど、よく理解している。物語に登場する魔法の呪文まで覚えていて、間違えたら訂正されてしまった。

子供の理解力って想像を絶するね。すごいスピードだ。もっともっといろんな世界を見せてやりたい。画面や本の中だけでなく、ホンモノを。

今度は僕が「時」と競争しなければならない。

うっかりしてたら、3回まわして戻れるあの時計欲しいな、ねえハーマイオニー。

投稿者 Papan : 23:49 | 子育て | - | -

2005年12月13日

人生で最も恐ろしかった瞬間

今日、こどもが階段から落ちた。

泣いている下の子を抱きかかえ、階段を下りようとしていたら
前にいた上の子を押すようなかたちになってしまって、
こどもの友達もいて狭いところではじき出されるように上から下まで、頭から落ちてしまった。

すぐ病院で診てもらったが、CTやレントゲンの結果、幸いにも今のところ異常はないらしい。でも、後数日は気が気でない。小さな体と、一回転したのが幸いしたのかもしれない。

落ちてゆくこどもの姿を見て、自分の無力感とこの世で一番恐ろしい瞬間を味わった。

自分の不注意で、こどもに恐い思いをさせた。一歩間違えば大けがだったかもしれない。でもそれ以上に、覚悟はあっても身を投げ出せない状況は確実に存在するということを知った。

自分がどんなに傷ついても、捨て身で守ってやると決めてたのに、下の子を抱えていたとはいえ、それができない瞬間があるとは。あの子のためなら死ねるのに。

何もなかったからこうして文章にしているけど、親だってどんなに想いが強くったって時として無力だ。

最近の凄惨な事件や、日常の一部のようにどこかで起きている事故や過ちに、子を想う親たちが無力を感じなくて済むように。

心を込めて。

投稿者 Papan : 18:27 | 子育て | - | -

2005年11月29日

真夜中の麻婆豆腐

先日、終電で家に帰って床について暫くすると、上の子が突然、泣き出した。

「マグロが食べたかった!」えっ?マグロ?マグロなんて食べたことあったっけ?

何度聞いても、「マグロが食べたかったのにぃ!」カミさんも「マグロはないよ、もう夜だから買いに行けないよ。」「やあだあああーーびえ〜ん。」

「えええん、マグロ豆腐う。」「えっ、マグロ豆腐?もしかして、麻婆豆腐?」「う〜ん、マーボどうふうう。」

麻婆豆腐か。でも夜中の3時に麻婆豆腐はなあ。どうやら材料もないらしい。

「麻婆豆腐はないから、おにぎりでいい?」「やあだあ、マーグーロ(もといマーボどうふ)!」

さんざん問答したあげくおにぎりで商談成立。

結局、上の子の猛烈な泣き声で目を覚ました下の子も並んで、夜中の3時過ぎに仲良く焼きおにぎり。

。。。2日後の夕食は麻婆豆腐だった。

投稿者 Papan : 21:41 | 子育て | - | -

2005年11月28日

フランス時計

買ったばかりのフランス製腕時計が壊れて、修理に出してからもう一ヶ月以上。
いくら問い合わせても「確認しまーす(大阪弁のアクセント)」。

やれやれ、ネットショッピングも気をつけましょう。

投稿者 Papan : 22:04 | 子育て | - | -

2005年11月26日

幼稚園

ちょっとした催しで地域の幼稚園に行ってきた。

幼稚園って汚っねえ、ボロい。

いや、そこの幼稚園がじゃなくて、幼稚園という所がこういうものだったのを思い出した。そりゃ、いいトコの幼稚園はきれいなところもあるかもしれないけど、本来の幼稚園ってこういうものだって思い出したんだ。

だって、外でいっぱい遊んだこどもたちが、遊び場から教室にあがる姿、お遊戯や工作で伸びやかに遊べる空間、それが教室だった。お漏らしする子もいるし、風邪で戻しちゃう子もいる。

でも、賑やかでちょっとおじいちゃんのような木の匂いのする空間、それが幼稚園だった。

大人になって、空調の音も聞こえないような最新のオフィス空間に当たり前のように座って、ちょっとした他人の振る舞いや機械の故障に文句を言って、ペーパーレスだの、フリーアドレスデスクだの、ネットワークだの。

やっぱり大人がおかしい。
新聞は子供がおかしいってはやし立てるけど、日本は大人がおかしいんだ。

子供のような大人が、こどものことを考えずに自分たちの快楽と快適さを追求する、そんな日本って、どこへ行くんだろう。

投稿者 Papan : 22:30 | 子育て | - | -

2005年11月24日

ハリーポッター

子供って、見くびっちゃ行けない。
このくらいかなって親が思ってるレベルより、遥かに大人っぽいものだ。うちの子も幼稚園前だからって思ってたら、昨日のテレビの「ハリーポッター」に釘付け。録画したものを今日も見てたらしい。

「おもしろかった?」「おもしろかったよ。」って。子供の成長スピードはネット業界の日進月歩より目が離せない。

投稿者 Papan : 23:49 | 子育て | - | -

2005年10月25日

父親

また更新が空いてしまった。(反省)

日曜日に、子供が通っている育児教室(っていうのかな?)の父親懇談会に行ってきた。
時間がなくて、みんなそれぞれ仕事と家族と自分の時間のバランスや、休日の過ごし方などについて一言ずつ発言して終わってしまったのだけど、うーん。。。みんな自分の時間って気を使っているんだね。仕事中に上手く解決する人、買い物など親のやりたいことに子供の方を合わせる人、様々だったけど、みんな苦労している様子。
そう、ディズニーランドが嫌いで子供の希望とのギャップに悩む人もいました。僕もそんなに好きじゃないけど、場所がどこであれ子供の笑顔を見るのは楽しいよ。近所の公園でも、大自然の中でも、遊園地でも、プリキュアの映画でも。僕が見ているのは子供の笑顔だからみんな同じなんだ。

投稿者 Papan : 00:20 | 子育て | - | -

2005年10月8日

休日

忙しい日々、重く垂れ下がる平日のスケジュールを抜けると、
そこにはただ、こどもたちの幸せを、
ただ、ただ一日中想い続ける休日が待っている。

何もないけど、ただそれだけの一日。

投稿者 Papan : 23:59 | 子育て | - | -

2005年10月6日

みなぞう、天国へ

江ノ島水族館の人気者、ミナミゾウアザラシの「みなぞう」が突然死んでしまった。
うちの下の子が最初に覚えた芸がみなぞうのパフォーマンス「あっかんべー」だった。「あっ、『みなぞう』だっ!」言うと「べえ〜」とやってくれるこどもが可愛くて、水族館に何度か見に行った。上の子も一緒になって、二人並んでとても可愛かった。
ふたりの小さなこどもに、「みなぞう」の死をどうやって伝えたらいいんだろう。理解力がとても大人っぽい割に、感受性の豊かな上の子はぽろりと涙を流すだけかもしれない。より幼い下の子はよく分からないかもしれない。でもきっと悲しい気持ちはどこかで伝わるだろう。本当に悲しいとき、唇を噛み締めて足下を見つめて泣くのをこらえる下の子のも見たくない。でももう「みなぞう」はどこにもいない。一緒に泣こうね。
http://www.enosui.com/news/detail/2005tenji_08.html

投稿者 Papan : 01:28 | 子育て | - | -

2005年9月25日

七五三

子供の七五三写真を事前に写真館に撮りに行った。季節感がないなあ、と思いつつも、プリンセスの格好がしたいという娘の希望をかなえるため、一ヶ月以上も前なのに写真撮影に。
それで?うん、とっても女の子だった。小さくても女の子はオシャレが大好きで、キラキラ目を輝かせるもんだよね。親が訳も分からんうちから子供を着せ替え人形のようにするのもなんだとは思ってたけど、普段のくそガキぶりとはちがって、一つ一つの仕草まで自分で工夫してみせる我が子を見て、いろんなことを発見したかな。まあ、その分親がオシャレとは程遠くなってゆくけど、せめて体型だけでもまたたて直さなきゃ。

投稿者 Papan : 11:19 | 子育て | - | -

2005年6月26日

夏かぜ

今日、下の子が40度の熱を出した。
今流行の夏かぜだ。
午前中は家の庭で小さなプールを出して大はしゃぎだったのに。プールがいけなかったのかな、ずいぶん長く遊んでいたもんね。
下の子はいつも高熱を出したりするまで、親が病気に気付かないことが多い。まだ良くしゃべらないこともあるけど、ギリギリまで元気なので、もっと早く気付いてあげるべきだったと後悔することも多い。上の子は昔から、悪化する前にすぐ分かるんだけど、同じような見方で二人を見てはいけないんだって、こんなことでも教えられる。
姉妹でもこれだから、ひとりひとり子育ては違っていいんじゃなくて、ぜんぜん違わなきゃいけないんだってね。

投稿者 Papan : 23:51 | 子育て | - | -

2005年6月24日

国滅びて山河なし。ただ老人ホームのみ。。。

先日の政府税調の増税案には誰もが怒っているだろうな。
あっ、一部の金持ちと老人を除いてね。
でも“子育て支援の税額控除”という項目はあっても、ほとんどここだけ具体性が見えないし、事実上、「子供を作るな、子供を育てるな!」って言ってるようなもんだよね。
だって専業主婦は「こんなに損だ!」って言われてるようなもんだから、サラリーマンと結婚しても「子供を育てられないかもしれないぞ!!」って脅されてるようなもんだから。
何の支援もなく、(医者全体は客不足でなやんでるところもあるのに)小児科医は不足するは、その手だてはないし、保育園は不足してるは、でも共働きしなきゃならないから、「言葉も喋れないうちから、適当に質の低いところでもいいから預けて、その後は鍵っ子にしてゲームでやっててもらって、将来爆弾で仕返しされないかどうかのスリルを楽しみなさい!」とこの国は言っているのだろうか。景気が回復するまで、財布の紐が締まる家庭なんかに入らずに、独身のままいてもらって、消費を支えてほしいとでも思ってるのだろうか。
このままいくとこの国は何もかもが破綻するかも。国が繁栄しなきゃ、シンボリックなモニュメントも、国歌も、何も意味ないんだから。
カルタゴの次に名を残すのはこの国なのだろうか。

※ちょっと、このサイトにふさわしくないトーンで済みません。久々にロックな気持ちなので。

投稿者 Papan : 00:36 | 子育て | - | -

2005年3月31日

ダ・イ・ス・キ

今日も、夜更かしのウチの娘達は帰るとまだ起きていました。
22時近いのに。でも「パパ、大好き」と眠そうな眼差しで言われると、「起きてくれてありがとう」という気持になります。世界一小さなこの家族という社会の中でだけなら、誠実であることも悪くないと思います。うん、誠実でいられるかもしれません。

投稿者 Papan : 22:43 | 子育て | - | -

2005年3月6日

記念日

今日は、家族でとある記念日の会食に出かけました。
誕生日等、記念日の多くは幼子二人を抱えるウチでは、家でごちそうを作って迎えることも多いのですが、今回はせめて“それらしく”と、近所のイタリアンレストランで個室を予約し、楽しいひとときを過ごすことができました。
しかし、1才と2才の子と落ち着いて食事ができるわけがなく、案の定パスタが出る頃には個室内を走り(&這い)回り、個室から逃げてゆく子供たちを妻と母の3人で追いかけながらの食事でした。
でもやっぱりこういう機会はいいですね。ファミリーレストランではなく、コース料理を家族で楽しむような機会は年に少なくとも一回は作るべきだと思います。迷惑だとは思いつつも、今回は店の方も優しく、また気を使っていただいたので、ラッキーといえばラッキーだったのですが。
さて、そこで思ったのは、子供の幼い夫婦向けの記念日パックのディナーなどをレストランで提供したらどうかと。託児施設になってしまうと本当に「ファミリー向け」と大げさなので、他のお客さんに迷惑がかからないような個室で、子供の機嫌にあわせて親とは別のペースで子供向け料理が出てくるような配慮があるだけで、すごく楽しい時間を過ごせるような気がします。子供の食事のペースはコース料理のサーブされる約2時間平均的に続くわけではない一方、子供用メニュー(多くはプレート)のように最初に全部出て終わりだと、残りの1時間半ぐらいを退屈とともに過ごすはめになってしまいます。すぐ食べて遊戯施設で遊ばせるようなことではなくて、多少走り回るのは目をつぶるとして、家族の食事の時間を共有できるようなサービスがあったら良いなと。
どこかでそんなサービス始めてくれないかなあ。

投稿者 Papan : 23:15 | 子育て | - | -

2005年2月28日

自分の影

子育てをしていて、子供の中に自分の影を見ているようで、痛くなることってありませんか。
自分が苦しんだこと、自分が悔やんでいる部分の片鱗を、小さな子供の中に見つけた時、愛おしさと悲しみで抱きしめたくなります。
この子の将来を危惧して、矯正させてやろうとすることもあります。もちろん、伸ばしてやろうというポジティブな場合もありますが、たいてい自分の影として気になるのは、自分が今も引きずっている“影”の部分です。
客観的に見たら大したことじゃないんだけど、自分にとってはとっても重いウエイトなんだと思います。案外、虐待など親の子供に対する惨事は、こんなことに起因することも多いのではないかと。きっと事件になるような場合、“影”が客観的にもとても重く、自分を傷つけるような意味で子供を傷つけるのかも知れませんね。
でも、僕も両親と違うように、子供も自分で違う道を行くのでしょう。今はただ、子供に映る影を“影”のままにしないよう、自分自身を変えてゆくことが必要なのかも知れません。

投稿者 Papan : 00:29 | 子育て | - | -

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