2005年2月28日

自分の影

子育てをしていて、子供の中に自分の影を見ているようで、痛くなることってありませんか。
自分が苦しんだこと、自分が悔やんでいる部分の片鱗を、小さな子供の中に見つけた時、愛おしさと悲しみで抱きしめたくなります。
この子の将来を危惧して、矯正させてやろうとすることもあります。もちろん、伸ばしてやろうというポジティブな場合もありますが、たいてい自分の影として気になるのは、自分が今も引きずっている“影”の部分です。
客観的に見たら大したことじゃないんだけど、自分にとってはとっても重いウエイトなんだと思います。案外、虐待など親の子供に対する惨事は、こんなことに起因することも多いのではないかと。きっと事件になるような場合、“影”が客観的にもとても重く、自分を傷つけるような意味で子供を傷つけるのかも知れませんね。
でも、僕も両親と違うように、子供も自分で違う道を行くのでしょう。今はただ、子供に映る影を“影”のままにしないよう、自分自身を変えてゆくことが必要なのかも知れません。

投稿者 Papan : 00:29 | 子育て

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.everlasting-music.com/blog/tt-cgi/tt_tb.cgi/8

コメント

コメントしてください




保存しますか? はいいいえ


| Top