2005年4月3日

見つかったメモより

今日、大掃除を始めました。手始めに物置をさっぱりさせたところ、昔の走り書きが出てきました。たぶん7、8年前のものかなあ。以下その記述。
「日本人は古いからこそよいものをバカバカ壊しては、もうすでに壊してしまってなくなったものを再現して喜んでいる。銀座も横浜もこれじゃ“映画村”だ。それで喜んでるなんておかしいよ。もう終わってしまったもの、自分たちの手で破壊してしまったものを後から惜しんで、形だけ似せた最新のまがい物を作るより、今まだそこにあるもの、今まで何気なく見過ごしてきたものでよいものを残していくべきじゃないんだろうか。そこに生活している人たちが自然発生的に作り出したもの、名もない人たちの生活のしるべ、あまりに軽視、いや蔑視や敵視に近いかも、しすぎやしてないだろうか。古いものを尊ぶためには、先を見る眼を養おうよ、時代は日々つくられているんだから。」
ちょっと舌足らずのところもありますが、原文そのままで。

投稿者 Papan : 00:56 | 日常

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