2006年2月26日

袖触れ合うも他生の縁

ちょっと題名の意味とはずれるが、
そんな縁から知り合った友人の
結婚披露パーティーに出席した。

知人(この知人=先輩も、知り合ったばかりだった)を介して、とあるパーティーで知り合い、なんと一度も再会することなく、昨日披露パーティーに出席した。

結論からいうと、とてもいいパーティーで、
彼の人柄も分かり、これからずっと付き合えそうな予感を土産に
帰途につくことができた。
最初がこんな感じの友人関係があってもいい、そんな始まりだ。

彼ら自身は「ウルトラマン・ネクサス」の縁?で知り合ったということで、
当日は会場に円谷プロから“本物”のネクサスが登場、
寝てしまったために出席の予定から、
結局パーティーの終了時に駆けつけたうちのこどもたちも、
記念撮影までさせてもらい、大満足。
僕自身も、目が光っている!今時のウルトラマンの格好良さ(僕の時代は、遊園地のイベントに来たウルトラマンの格好悪さに子供心ながら失望したものだった。。)に、感心してしまった。

僕らのために何分も待ってくれた彼や円谷プロのスタッフの心遣いも、正義の味方にふさわしいものだったように思えた。アリガトウ。。。

最後に、彼にも贈ったけど、
英国の名宰相ウィンストン・チャーチルが
結婚当日の妻について記した日記のフレーズを
結婚仕立ての新婚さん、これから結婚する多くのカップルにも贈ろうかな。

「1908年9月(←みんなの結婚記念月を入れてね)、
私の結婚した日、つまり、“その後(ふたりは)末長く幸せに暮らしました”という日付だ」

第2次世界大戦を勝利に導いた、
皮肉屋で闘争心溢れるチャーチルの優しい側面の垣間見える言葉。
男性はチャーチルのように、外では強く、家では優しくなってね。

投稿者 Papan : 16:02 | 日常 | - | -

2006年2月19日

お雛さま

昨日、遅ればせながらお雛さまを出した。

カミさんの実家に
買ってもらった立派なものだが、
雛壇ではなく、お内裏様と二人きり。
三人官女だの右左大臣だのはいない。

やはり5段、7段と飾るのは気後れする。
決して僕が子供の頃育った家より狭いわけではないのだが、
暮らしのスタイルや家の構造、インテリアなどで
こういった日本伝統のものが飾りにくくなったのも事実。
せめて毎年飾ることは怠らないためにも、二人きりのものにした。

でも時節の行事が、僕らの代で後世に伝えられなくなるのも切ない。
気張らない、家庭の中の日本の行事を大切にする、
そんな「DO! JAPAN」キャンペーンでも近々仕掛けようかな。

だって、いくら政治やマスコミで大戦の歴史を論議しても、
雛祭りもやったことのないこどもが増えたら、国がなくなるでしょ。

凄惨な事件が続くこの国のこどもに、この国に生まれたことがどう映るのか。
気にかかりません?

投稿者 Papan : 21:46 | 子育て | - | -

2006年2月18日

東大

昨日、22年ぶりに2度目の東大(本郷)訪問をしてきた。

ちょっとした打ち合わせだったのだけど、向こうはもちろん、
こっちも僕以外は東大。妙な気分。

就職活動のときにもこんなことがあったっけ。
某広告代理店の面接。正確に言うと面接と面接の間に非公式な場があって、その時のこと。

呼ばれて出向くと向こうの役員と学生が4、5人づつ(正確には忘れました)。
なんか雑談のような集団面接。自己紹介からものの10分ほどで、
横に座っている学生はもとより、面接の相手もみんな東大だと気づく。なんじゃこりゃ。

やけに腰の低い人事部長だけが僕と同じ大学。
何か無理やり紛れ込まされた感じで、東大今昔話について行けずに帰ったっけ。

ま、歳をとると多少は気にならなくなるもので、
学内をさっと見学して帰ったんだけど、すごい施設だね。

さすがにおのぼりさん風なので写真は撮ってこなかった。

もうすぐ2次試験なのかな。
しばらくすると本郷は期間限定の恒例桜テイストのキットカット広告でピンクに染まるそうだ。

投稿者 Papan : 23:53 | 日常 | - | -

2006年2月16日

たけのこみたい

自宅での仕事準備から、ある会社を手伝うことになって、
今週から会社員時代のように通勤することになった。

遅くまで起きていたヴァレンタインデーは別として、
この2日間は寝顔と行きがけの寝ぼけ眼しか見ていなかった。

この2ヶ月、毎日接していたからか、この2日の空白でこどもたちがまた成長していた。
どこというわけではないのだけど、見慣れない顔をしたこどもたちが時折現れて、
そしてやっぱりまだまだという幼顔の影にふっと消える。

ビジネスのスピードなんかより、こどもの成長の方がよっぽど速い。

見逃しちゃだめですよ、おとうさん。

投稿者 Papan : 23:23 | 子育て | - | -

2006年2月14日

St.バレンタイン

少々遅くなったにもかかわらず、天使が笑顔いっぱいに玄関で待っていた。

なぜか信号機(なぞなぞの答えなんだけどね)の書かれた手紙と、カミさんが書いたのに自分が書いたと主張する花の絵&本当に自分が書いたシャボン玉の絵の手紙の2通が添えられた、こどもにはぴったりの甘いチョコケーキ。

この一番ちっちゃな単位の世界を、僕は信頼とiで満たそう。

たとえこの世が絶望と憎悪で満たされていても。

Kiss slowly,kiss.

投稿者 Papan : 23:36 | 子育て | - | -

2006年2月12日

横浜中華街

昨日は久々のお食事会。
場所は横浜中華街、選んだお店は「珠江飯店」

昔は仕事柄、接待何ぞで中華街もよく利用したけど、自分ではなかなか足を運ぶことも少なくなっていたので、ちょっと新鮮な気分。

お店は以前何度か利用した「菜香新館」のグループ店。初めての店なので、味も雰囲気も分からず。

人数が多かったので、個室にてコース料理を頼む。
料理は全体に(中華街にしては)さっぱりした感じで、上品な広東料理という感じ。素材は上々。ただ、一、二品、味が中華とは別の次元できつめだったのが残念。

特に美味しかったのは「あんかけ五目チャーハン」。たっぷり料理を楽しんだ後のチャーハンがぼそぼそだと、お腹が膨れていることもあり、あまり箸が進まないけど、今回はすんなりお腹へ。しっとりしたあんかけチャーハンというのはいいかも。

ちょとしたトラブルもあったけど、お店のリカバリーもちゃんとしていて、サービスは中華街らしからぬホスピタリティが。あの客を客とも思わない中華風接客が好きな人には物足りないかもしれないけど、接待や来客招待にはいいはず。

なおこの店は、上海蟹がいいそうなので、もう少し早い季節に行くのもいいかも。

季節といえば、中華街は今日までが春節。最終日一日前の昨日は「獅子舞やぐら演技」が夕刻に行なわれた。飾りつけされた鉄柱(椿)の上を、二人の若者が獅子となって息をあわせ、飛び移りながら舞う。

遠からじ春の訪れを懐かしい中華街で感じながら、帰途についた。
(今日はまた寒かったけど。。。)

投稿者 Papan : 16:46 | 日常 | - | -

2006年2月10日

バンドやりたいな

なんか、このところバンドやりたい病。

すごい単純なロック、ビートルズとかそんなのをコピーしたら楽しいだろうな。
14歳で初めてみんなの前でステージに立ったときのあの気分。
部活の帰りに友達とハモリながら帰ったあの楽しさ。

その後ライブハウスなんかを回っていたころとはまた違う、
誰に見せるより、演奏していることがまず楽しかった純粋さ。

僕は何より、スリーコードの曲が大好きな人間だった。

投稿者 Papan : 00:46 | 音楽 | - | -

2006年2月9日

おばけなんてないさ

最近、自分が子供のころの童謡や子供番組で流れていた歌をこどもたちに無理やり聞かせ、一緒に歌っている。

その中でも、今でもまだ残っている歌はこどもも楽しんで歌ってくれる。

「一本でもにんじん」「たいこのおけいこ」など。
特にお気に入りなのは「おばけなんてないさ」。
槇みのりさん作詞、峰陽さん作曲のこの歌は、今でもファンが多いらしい。

こどもは、「れいぞうこにいれて かちかちに」しちゃったり、
おばけが「こどもなら ともだちに」なったり、
「おばけの くに(で)は おばけだらけ」だったりするのが面白いらしい。

僕も実は小さいとき、怖くなったらこっそりこの歌を口ずさんでいた。
こどもたちに勇気をくれる名曲だね。

ただ、この曲にはこどもとは言えなくなってからの
エピソードもあったりする。

中学生のときに、夜学校のグランドの隅にある体育倉庫の裏にみんなで集まった。
あるチームはタバコをくゆらせ、わざわざ集まってきたくせに「ダリぃ」を連発、
あるチームはなぜか夜のマラソンをしていた。

その夜も、同じように体育倉庫の裏に集まって、
ませガキみんなで、誰にでもなくひと通り悪態をつき、
程よいところでタバコチームを残して、僕らマラソンチームは出発した。

コースは米軍の連絡基地で、人気のない野原。
そのころまでに神隠しのような事件もあった。
僕らは3、4人いたので、時折しゃべりながら走っていた。
たぶん冬だったと思う。

なだらかな下り坂を折り始めた。
すると突然、本当に不自然な、なんともいえない生暖かい風が
僕らに向かって吹いてきた。

僕らはお互いに話すことなく、背筋が凍った。
そして誰からともなくきびすを返して、
一目散でもと来た道を凄いスピードで引き返した。

しかも、大声で「おばけなんてないさ」を歌いながら。

声変わりした14、5歳の少年たちが
夜中に「おばけなんてないさ」を歌いながら、ダッシュしている。
思い浮かべてもらっても結構。

一番の歌詞を全員で延々歌ったのだが、
たぶん、僕が歌い始めたような気がする。

でも本当にそんな気分だったんだ。
気分じゃない、必然だったかも。

そんなこともあって、僕には特別な歌。
こどもはそんなことどうでもいいけどね。

投稿者 Papan : 01:53 | 子育て | - | -

2006年2月5日

ピックウイックアームズ・ホテルと香り

部屋で最近、お茶香焚いているんだけど、どうも貧乏性なのか最後は焦げてしまう。

結果、子供たちが臭いというので、今度はポプリにしようかな。

昔からポプリが実は好きだったりする。
1988年にNYで一週間滞在したホテルの部屋の窓辺や床にポプリが撒かれていた。

窓辺のオイルヒーターで香りが漂い、刺すようなNYの寒気とぴったりだった。
ピックウイックアームズという小さなホテル。

でも、ビートルズもはじめてのNYで泊まったホテルなんだ。
まだあるのかな。

投稿者 Papan : 00:32 | 日常 | - | -

2006年2月2日

confusion

ホリエモンへの関心よりも、自分のことで混乱しているので、「ホリエモン考察その3」はしばらく延期。

ホリエモンやら、知人の心配事やら、諸々で浮ついていたら自分がこの半月の間、何もやっていないことに気づいた。やべえ。

散らばったことを何から手をつけたらいいのか。この数日、何かやらなきゃいけないことは分かっていても、混乱だけで過ぎてしまった。

ビジネスは泥臭いもの、格好悪いもの。すぱっときれいにはいかない。成功談はきれいにまとまるけど、それは後日談で語った時にきれいになるのであって、なるかならないかの時はきれいには勝てないのを自分が良く知っているはず。20代の時に学んだことをすっかり忘れていた。

焦りにはどうすればいいか。ゆっくり思い出そう。今あるチャンスが逃げていったとしても、自分で切り開こう。
今度は自分に言い聞かせるために、次の言葉を。


海のほか何も見えないときに、

陸地がないと考えるのは、

決して優れた探険家ではない


/F.ベーコン

投稿者 Papan : 22:26 | 日常 | - | -

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