2006年1月13日
ノロウィルス
今年も一昨日から急に我が家で大流行のノロウィルス。
一昨日はカミさん、昨日はこどもたち、今日は母親と家の中は大惨事の有様。
救いは、回復力のあるカミさんがこどもたちの看病に間に合ったこと。
そして奇跡的にも、去年一番被害に見舞われた僕が発症を免れていること。
ノロウィルスの発見までのプロフィールなどは他に譲って、いくつかの注意点など。
まず石けんやアルコールではやっつけられないっていうこと。
もちろん手を洗って洗い流すことはできる。
消毒という意味では次亜塩素酸ナトリウム、すなわちハイターなどの塩素系漂白剤などが必要になる。まあ、そんなもんで消毒しまくったら、別の意味で気分が悪くなってより体に悪そう。ノロウィルスは多くの人でピークの症状は1、2日で終わるから、商売でもなければ塩素系でリスクを負うことはないよね。
熱でも消毒できるけど、熱に弱いという程でもないのも注意点。摂氏85度で1分間って、食器でもない限り、かなり特殊だよね。インフルエンザウィルスなんかより遥かに熱に強いんだ。
そのうえ10数個でも感染・発症するってことは、ウィルスの数からいうと相当感染確率が高いよね。治ってからも1週間以上ウィルスは排出されるらしいし、今なんて街中にウィルスのトラップが仕掛けられてるといってもいい。
ただし経口(口からね)感染が基本だから、空気感染するウィルスよりはある意味では防ぎやすい。けど、相当長生きでカーペット上などで数ヶ月ぐらい生きてられる(ウィルスだから正確に言うと活性状態)って話も。
感染するとしばらく一応耐性はできるみたいなんだけど、何種類か亜種があるようなので、ワンシーズンに何回もかかるようなこともある。実際僕も去年は3回も苦しめられた。治ってはぶり返してもう治らないような錯覚さえあった。
なんて書くとかなり怖そうだけど、お腹のカゼって程度でお年寄りや他の病気などで体の弱っている人以外はほとんど死に至ることはないそうなので、発症した一日のみ苦しみに耐えれば(かなり辛いけど。。。)いい。
ただ、こどもは辛くてかわいそうだし、乳幼児などはとはいえ注意が必要みたいだから気をつけようね。
なお、以上は去年から今年にかけてネットや文献で見聞きしたことからの風聞。僕は医者じゃないから、正確な情報は医者や専門家から取るようにね。
TAKE CARE!
投稿者 Papan : 21:18 | 子育て